コスタビクトリアで航く横浜~済州島~博多クルーズ

コスタビクトリアで航く横浜~済州島~博多クルーズ

2016年5月11日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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今回の行程は横浜港出発で済州島寄港して博多港着。名古屋からは新幹線で一路横浜へ。福岡からの帰路はクルーズ料金+1万円で羽田・名古屋・伊丹までの空路も手配される企画になっていました。
大桟橋に着いたら飛鳥Ⅱとコスタビクトリアが2隻とも船尾を山下公園通り側に向けて入港していました。5月には大桟橋に客船が2隻同時入港したのは3回だったらしいですが、その内の1回に当たったようでラッキーでした。
さすが横浜・大桟橋は税関・出国審査や手荷物検査はとてもスムーズで、あっという間に乗船手続きができました。

特徴あるコスタクルーズの黄色いファンネル

「カジュアルに楽しむイタリアンクルーズ」をキャッチフレーズとしているだけに出航パーティの時からコスタビクトリアのエンターテインメントチームが参加して盛り上げ、横浜ベイブリッジを潜るころには大盛り上がりとなっていました。

出港してから、あっという間に横浜ベイブリッジを潜り抜け、思わず見物客全員で拍手喝采。

2010年にレジェンド・オブ・ザ・シーズで済州島に訪れた時はテンダーボートで上陸し、行き来が大変でしたが、現在は国際旅客船ターミナルが新設されて、今回は楽に上陸できました。

コスタビクトリアが着岸して間もなくして追い駆けるようにMSCリリカが入港。イタリアを代表するコスタとMSCの客船2隻を目の前にして感激しました。

ユネスコ世界文化遺産の万丈窟(マンジャングル)

溶岩流線・溶岩鍾乳・溶岩石柱・を見学。地底探検をしているみたい。

海底噴火によってできた城山日出峰(ソンサンイルチュルボン・海抜182メートル)

昔の済州島の村の形態を今も続ける城邑民族村

エコシステムの豚小屋と黒豚

車窓から見えた韓国の虹

終日航海の2日目には初心者向けの社交ダンス教室が午前は10時30分からと午後は3時30分からと9時30分からも開催され、クルーズ中はダンス愛好家や社交ダンスに興味のある人には嬉しい企画が多く、特にオフィサーとのダンスは人気がありました。

大人も子供も楽しめる仮想舞踏会やオペラ・ミュージカルやテノール歌手によるカンツオーネなどを毎晩楽しめました。

博多港で下船後はバスで博多駅に行き、JR博多シティの屋上にある展望テラスに直行。さすがJR九州!駅ビルの屋上に鉄道神社があるのに感激しました。

博多での昼食は釜だれ豚骨ラーメン。両横が衝立で仕切られた「味集中カウンター」がとてもユニークな天神にある一蘭。

福岡が本拠地のソフトバンク・アビスパ福岡の優勝祈願絵馬

地下鉄1日乗車券を利用して福岡城跡を散策しました。

福岡空港展望デッキにて。クルーズも終わり飛行機で一路名古屋へ。

国東半島上空から福岡県・山口県を望む。

機内から雲海と夕焼けのコラボを満喫。日本の客船パンフレットではレイル&クルーズとかフライ&クルーズといったキャッチフレーズを最近よく目にしますが、長期休暇が取りづらい日本人には日程を短縮してクルーズを体験できる妙案だと思います。今回は4日間のレイル&クルーズ&フライという変化に富んだ旅でもあり、乗物好きの私にとってはとても楽しい充実した旅でした。

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