クルーズが恋しくて 2

クルーズが恋しくて 2

2021年8月13日 07:10
mr. takeshi_kimiのアイコン

mr. takeshi_kimi

サービス業出身のため、非常に厳しい評価になってしまいます。辛口コメントをお楽しみください。2016年よりPonant リピーターです。船のサイズ感、航路のバリエーションとフランス船ならではのセンスが気に入っています。

プロフィールを見る

夏の北海道

今年も海外クルーズ旅行を断念した為、国内をフェリーで移動する事にしてみました。
8/5早朝に、首都高のオリンピック割増が加されぬ前に東京を出発、盛岡に一泊後、翌日に青森より津軽海峡フェリーで函館へ行き1泊。
その後は、ニセコ、富良野、千歳に宿泊し、苫小牧〜大荒迄は商船三井フェリーに乗船。
自分の車でフェリーに乗船するのは初めてです。

津軽海峡フェリー ブルーマーメイド(8,820トン)は、3時間40分の旅?なので、客室は選択せず、ビューシートと言う船首にあるシートを予約。このエリアには予約客以外の客室利用者は入れません。
予約時は満席でネットでキャンセル待ちをし2席確保しましたが、そもそも感染を防ぐ為にシートを空けていた様です。席間が1-2席空いてました。
波も穏やかで直ぐに函館港に到着です。

北海道での渋滞に悩まされない自由な車の旅を終え、帰路は苫小牧より商船三井フェリーに乗船。商船三井フェリー(13,816トン)は、プレミアムルーム(17.23m2+バルコニー6.81m2)を予約。1室のみあるスイート(37.91m2+バルコニー15.81m2)のプレミアムルームと同じく最上階の7階にあります。バルコニーは、デッキチェアなどが備えてあるものの何故か柵の先にもスペースが有り、直接真下の海を感じる事はできません。

8/10 苫小牧18:45発、8/11大洗14:00着でしたが、台風の影響で8/8,9の船は全て欠航、前日に8/10は就航すると連絡が有るも、海は大荒れの予報で到着が遅れるかもしれないとの事。これに乗れないと帰路も車での移動と覚悟しましたが、無事出港でき助かりました!

20:00過ぎから波の高さが5-6mになる予報のため、レストランはガラガラです。(稼働率は90%)
乗船前にこの液体酔い止めを一応飲み

気が大きくなりアルコールも食事中に飲んでましたが、ゆっくり酒を楽しんでいる人はほぼ居ませんでした。汗。

食堂を去るころにはかなり揺れてきて、躊躇するも大浴場にチャレンジです。浴槽は流れるプール並にウネリが凄く、入浴中に館内放送にて大浴場は明朝迄閉鎖とアナウンスがあった程です。
寝酒でさらにサワーを飲み21時にはベッドに入り朝7時迄爆睡でしたが、22時から未明迄は、かなり揺れていたそうで、怖いもの見たさの私は残念ながら全く気づきませんでした。

翌朝、朝食に8時頃ロビーに降りたところ人気はなく、朝食ブッフェもスカスカでした。かなり船酔いした人が多かった模様です。私が服用した液体酔い止めはかなり効きます!不安のある方は是非お試しください!
このフェリーは昼食としてカレーと牛丼のみ用意されていました。朝食にも朝カレーがあり、すでにいただいたので今一つ行く気がせず、商売気が全く無いのが残念です。メニューに魅力がないせいか殆ど人は居ません。
驚いたのは、1室のみあるスィートルームにはルームサービスが有り、食堂の昼食メニューに無いイクラ丼と白子盛りを運んでいたのを垣間見て驚きました。同フロアーのプレミアムも20室しか無いのにこのサービスが無いのは悲しいところです。

因みに料金は下記です。
D期間 
コンフォート(カプセルホテル型?)
2名+車両5m未満 64,670円
プレミアム2名+車両5m未満 96,050円
スィート2名+車両5m未満 136,570円

シリーズ

All About Cruises

シリーズページを見る
現在 16 本目
コロナ後の旅のカタチ

次の記事

コロナ後の旅のカタチ

コメント

まだコメントは投稿されていません。

コメントを投稿する

コメントの投稿にはログインが必要です。

Takeshi & Kimi Blog

このブログについて

Takeshi & Kimi Blog

Takeshi & Kimi Blog

このブログの他の記事

ブログの一覧へ
クルーズ説明会&見学会-1

クルーズ説明会&見学会-1

# 第2回ポナン・クルーズサロン ## 無料のクルーズ説明会に参加して気分を盛り上げよう 8/30、台風直撃の中、第2回ポナン・クルーズサロンに参加してまいりました。 2022年にRitzの客船を予約していたものの、コロナの影響で就航が遅れSeabournに乗船して以来、諸事情によりクルーズともポナンとも

記事を読む
クルーズ船のマーケティング

クルーズ船のマーケティング

# リピーターを増やせ! 乗船した翌日のドレスコードはフォーマルとあり、7泊8日のクルーズでの唯一のフォーマルデイであった。初めてSEABOURNを利用した人は5F のThe Clubに招待され、カクテルとカナッペが供されウェルカムイベントが開催された。 SEABOURNのファミリー感を演出するところが非常

記事を読む
客寄せ寄港地_サントリー二島

客寄せ寄港地_サントリー二島

#エーゲ海を見下ろす断崖絶壁の街 クルーズ船のルートには必ず目玉となる寄港地が盛り込まれている。知名度があり、誰もが一度は行ってみたい、この寄港地がルートに入っているなら是非乗りたい!という気持ちを高ぶらせる寄港地がある。ギリシャではサントリー二島、ミコノス島、コリントス運河横断、そして今では環境への配慮によりク

記事を読む
気候変動とクルーズの旅

気候変動とクルーズの旅

#夜中の事件簿 今回は東地中海を巡る旅は、ギリシャだけでなくトルコの高級リゾート地、フィトヒエとボドルムの 二都市を予定していたが、直前になりフィトヒエの港湾当局により自船テンダーボートではなく、当局指定のボートを使用しなくてはならないとのお達しで、当局のボートの規模が小さく一回の乗船数が極めて少ない事、使用でき

記事を読む
夕暮れのプールサイド

夕暮れのプールサイド

#アペリティフ タイム 寄港地での観光から帰ると、多くの人はプールサイドで過ごす。サンベッドで夕食前に一眠りしたり、本を読んだり、バーで飲んだり、、、プールの中でグラス片手に知らない人と話をしたり。バーからは頻繁にカクテルが作られパスアラウンドされるので、ついつい手を伸ばしてしまう。そのため、プールサイドのバーで

記事を読む
フォーマル@SEABOURN

フォーマル@SEABOURN

# フォーマルのカタチ 7泊8日のうち、乗船2日目にフォーマルドレスコードの日が一日だけあった。パーティーがあるわけではない。食事前に初めてのSEABOURNということでオブザベーションバーへのご招待が届いていたので、お召かししていく。 クルーズディレクターがそれぞれの担当責任者を紹介、キャプテンの話等をカ

記事を読む