クルーズ説明会&見学会-1

クルーズ説明会&見学会-1

2024年9月4日 03:28
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mr. takeshi_kimi

サービス業出身のため、非常に厳しい評価になってしまいます。辛口コメントをお楽しみください。2016年よりPonant リピーターです。船のサイズ感、航路のバリエーションとフランス船ならではのセンスが気に入っています。

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第2回ポナン・クルーズサロン

無料のクルーズ説明会に参加して気分を盛り上げよう

8/30、台風直撃の中、第2回ポナン・クルーズサロンに参加してまいりました。
2022年にRitzの客船を予約していたものの、コロナの影響で就航が遅れSeabournに乗船して以来、諸事情によりクルーズともポナンとも離れておりましたが、このサロンに参加したことで、鮮明に記憶が蘇り、また乗りたくなりました。

ポナンは過去に4回乗船しアドミラル会員というステイタスになっているお気に入りの船ですが、最大の魅力はサイズ感です。乗客はヨーロピアンのリピーターが多く、仲良くなったカップルたちも同じことを言っていました。年齢層もこのクラスの船としては比較的若めだと思います。

しばらく乗っていないうちに、さらにラグジュアリー路線を追求しバージョンアップしていることがこのサロンで伺えました。

初めて乗って虜になった帆船ヨットのLe Ponantは客室数をさらに半分にして、総客室は16室のみ。これまでなかったスパも併設し、乗客もクルーもより一層、顔の見えるクルージングになりました。その分、料金が倍以上となり、円安、燃料費等の高騰により、覚悟が入る選択ですが、もう一度体験したい!初めて帆船で訪れたコルシカ島巡りが楽しすぎて、この船でもう一度体験したい、という妄想を抱いておりますが、今売りに出ているコルシカ島巡りは、時期が5月と9月ということでスケジュール的に難しいのと、やはり夏真っ盛りに訪れたいと心の奥底に願望を温めております。

そして、新しくできたたカタマランヨットのSpirit of Ponant!

こちらは帆船よりも更に小さく、より一層プライベート感があり、6室のみでテイラーメイドな旅を楽しめます。貸し切りも可能ですが一桁違う1500万超え、、、宝くじでもあたらなきゃね。しかし、クルーズ船のみならず、世の中はラグジュアリー路線であっても、3万や4万トンはくだらない中、こうした小さな船に10000トンが主流で、しかもよりプライベート感のある小さなサイズを増やすところが、フランスの粋であると感じます。唯一無二のラグジュアリー船であることに間違いありません。
今の行先はセイシェル。帆船ヨットで知り合ったパリからきたカップルは毎年、セイシェルで過ごすと言っていたのを思い出しました。人が優しく美しい自然に囲まれたパラダイスであると絶賛していました。


私が一番リラックスできるのは地中海でのバカンスなのですが、今後訪れてみたい南極はシスターシップシリーズが多く出ておりますが、ここは砕氷探検船、ル コマンダン シャルコーで行くのがベストな旅だと思っています。環境にも配慮した最新技術を誇る船であり、アラン デュカス氏監修の料理が味わえ、インドアプールにサンルームと、最上の設備とサイズを誇ります。

南極クルーズは数あれど、このサイズ&砕氷客船でいく旅は他では味わえない仕掛けが沢山あり、あと少しで還暦を迎えるというのにどうやったら費用の工面できるのだろうか。。。
などと考えながらも夢は諦めないこととしましょう。

****実はすごい日本周遊クルーズ
ここからが今回のサロンの本題でして、これまで日本周遊については存在は知っていたものの、自国を外国船で巡るという発想がなく気にも留めておりませんでした。
今回サロンに参加し、どうしよう、ポナンで日本で生まれ育った私が知らない日本を探検してみたいと強く思うようになったわけです。こちらはとても海外の人に人気で、すぐに売れてしまう路線だそうで、日本人の発想からかけ離れたスケールの旅のプランが人気を呼んでいます。
このサイズだからできるのでしょうが、寄港地選択の視点も良い意味で予想を裏切るところばかりで、実現するにあたり多大なる根回しが必要であったとのこと。日本の小さな港は漁業組合の力が強いため、ローカルの人たちの理解を得られるよう交渉に交渉を重ねたという点も素晴らしい!
2023年1月に残念ながらその歴史の幕を閉じ解散となった「ぱしふぃっくびいなす」の7代目船長である松井克哉氏を日本支社の相談役に同年3月に迎え入れることで、旅のプランの仕掛けに拍車をかけることとなりました。
ポナンの最大の武器であるゾディアックボートを使った小さな寄港地への上陸や川を航行する驚きのプランを実施していると知ってはもはや妄想は止まらなくなりました。

よく日本人は本物のラグジュアリーを知らないと言われていますが、こうした旅の演出を実行に移すのはやはり外国船ならではのリーダーシップありきで、その中でもポナンでなければできないいであろうと思います。

沢山の外国人を乗せた黒いゾディアックボートが萩城の外堀を遊覧していくのを見た地元の人が驚き、通報があったとか、そんなエピソードも非常に興味深く伺い、個人的に大好きで数回訪れている天草の畳の間でお寿司を楽しむ等、考えただけでワクワクするプランです。

10月23日にキャピトル東急で大規模な説明会があるようなので、ポナンジャパンのHPは要©チェックです。以前のHPと大分変わり充実した内容になってました。
https://www.ponant.jp/

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