12days 11night Seattle round trip Alaska
キュナード・ライン · クイーン・エリザベス

12days 11night Seattle round trip Alaska

mr. jun さんの17回目の乗船記

mr. jun
mr. jun

2025年10月1日 投稿

4330

出航日

2025年8月28日

日程

13日間

同行者

夫婦・カップル

客室

バルコニー

3.6

総合評価

食事

3.0

サービス

3.0

客室

3.0

船内施設

3.0

航程と寄港地

この航程マップはイメージです。実際の航路や寄港順は変更となる場合があります。

寄港地リスト

  1. 1

    シアトル(ワシントン州)

    Seattle (Washington)

  2. 2

    ケチカン(レビジャヒヘド諸島 / アラスカ州)

    Ketchikan (Revillagigedo Island, Alaska)

  3. 3

    ジュノー(アラスカ州)

    Juneau (Alaska)

  4. 4

    グレイシャーベイ(アラスカ州)

    Glacier Bay (Alaska)

  5. 5

    ヘインズ郡 (アラスカ州)

    Haines (Alaska)

  6. 6

    ハバード・グレイシャー(アラスカ州)

    Hubbard Glacier (Alaska)

  7. 7

    アイシー・ストレイト・ポイント(アラスカ州)

    Icy Strait Point (Alaska)

  8. 8

    シトカ(アラスカ州バラノフ島)

    Sitka (Baranof Island, Alaska)

  9. 9

    ビクトリア(バンクーバー島)

    Victoria (Vancouver Island, BC Canada)

  10. 10

    シアトル(ワシントン州)

    Seattle (Washington)

1

寄港地

アメリカ

3

寄港地

アメリカ

4

寄港地

アメリカ

5

寄港地

アメリカ

乗船記

このクルーズを選んだ理由

昨年の秋、クルーズに良く行く従弟と「もう一度行きたいところはどこだろう」という話しをしたところ「アラスカにはもう一度行ってみたい」となり、アラスカクルーズを探してみたところキュナード・ラインのホームページで、最近はクルーズ船への規制が厳しいというハバート氷河まで行くクルーズが年末割引の料金で予約できると分かり早速予約しました。 なお、クイーン・エリザベス号にしたのは従弟やクルーズ経験豊富な知人の話しを総合すると私が乗れるレベルの船では最も安定していそうだと思ったことと過去にも数回乗船していて勝手が分かる?と考えたからです。

食事

3.0

バルコニークラスが使うブリタニアレストランで提供される食事の質と味はコロナ禍以前よりかなり落ちていると思います。 食材も日本の一般的なレストランとほぼ同等程度で、ファミリーレストランより少しはマシかもしれないというレベルだと思います。 味付けも今一つで、これまで美味しいと思って良く注文していたコンソメスープが今回は妙に塩辛くてガッカリでした。 また、今回のメニューにロブスターのような高級食材は有料と記載されていて非常に驚きました。 なお、ビュッフェスタイルのリドレストランの質と味はあまり落ちていないと思いましたし、有料のベランダレストランの質や味は良かったです。

サービス

3.0

上級のグリルレストランは分かりませんが、バルコニー以下のレストランであるブリタニアレストランのウェイターのレベルは低く、人によって対応がバラバラでした。 今回、私たちは2回目の座席指定を選んだのですが、私たちの担当ウェイターは正直なところ外れで、1回だけですが、ソースを掛けに来るだろうと思っていた料理にソースを掛けないので、私の勘違いかな、と思っていたところ遅れて来た近くのテーブルの方が同じ料理を注文、見ていたらそこの担当ウェイターはソースを掛けていて流石にムッとしました。 また、以前は料理に必ず掛けに来てくれた黒胡椒もそのときどきでしたし、デザート後に持ってくる小さなお菓子も持ってきたり来なかったりとバラバラなのに妙にバタバタと動いており文句を言う気にもなりませんでした。 さらにウェイター同士で私語を交わしている事も多く、日本のちょっとしたレストランのウェイター、ウェイトレスがよっぽどキビキビしています。 なお、部屋の清掃を担当する室内係も個人差が大きくて対応はその人次第です。 ただ、楽しそうにやっている人は少なく私の部屋の担当は給料を貰う仕事だからやっていますという雰囲気の平均的な人でした。

客室

3.0

今回は費用を抑えたかった事もあってバルコニーの有る部屋でもライフボートデッキの直ぐ上で視界がボートの上下装置で一部遮られる部屋でした。 結果、アラスカのような風光明媚ところを航行するクルーズではやはり残念な事とも多かったです。 また、バルコニーの鉄部に剥がれている部分もあり、メンテナンス不足を感じました。 なお、多分、日本クルーズの名残りだと思いますが、洗面台に歯磨きが置いてあり驚きました。 一方、コーヒーや紅茶のパックが置いて有るところにビスケット類は有りませんでした。

船内施設

3.0

木材を多用したパブリックスペースの内装は見事で何度乗っても感心します。 ただ、ロイヤルコートシアターに出演される方のレベルは下がってきているように思いましたし、設備に目新しいものは無いのが少々残念でもありました。 なお、飲料水の給水スポットがデッキ2とデッキ9の2か所に有りましたが、デッキ2に比べてデッキ9は水の出がかなり悪かったです。

寄港地での体験

シアトル(ワシントン州)

アメリカ

3.0

成田空港から直行便で来て、空港からライトレールという電車に40分程乗って、ダウンタウンに有るホテルまで行きましたが、空港の到着口からライトレールの駅までが遠かったです。 街は予想以上に綺麗で港に有るパブリックマーケットは見応えがありました。 ただ、夕方になるに従って街の雰囲気が変って来る感じで夜の外出は止めました。 また、ピア91のクルーズターミナルはダウンタウンから遠く、公共交通機関はバスしか無いようなのでタクシーで行きましたが料金$30.-をクレジットカードで支払おうとしたらキャッシュオンリーと言われて驚きました。 クルーズが終わりピア91から空港まで乗ったタクシーでもキャッシュオンリーと言われたので、タクシー運転手の間では観光客からは現金という暗黙の了解が有るのかも知れません。 もし現金が無かったら大柄で見た目も怖そうだった運転手から何を言われたか、やはり、アメリカは怖い、と思いました。 なお、ピア91での乗船手続きはこれまでに経験したことの無いくらいスムーズでチェックイン指定時刻の2時間前に着いたにも関わらずそのまま乗船できました。

観光:自分で移動手段:徒歩移動時間:30分未満移動費用:無料

ケチカン(レビジャヒヘド諸島 / アラスカ州)

アメリカ

4.0

下船して水上飛行機の基地が有る港の北側を1時間程歩きました。 日本では滅多に見られない水上機を間近で見られて私には良かったです。 その後、エクスカーションでランバージャックショーという木こりのショーを見物に行きましたが、会場までの案内図を渡されて各自勝手に行け、という係員の指示でした。 ショーの終了後はケチカン川に沿った歴史地区まで歩いて散策しましたが、川にアザラシがいて驚きました。

観光:船会社のショア・エクスカーションツアー時間:1~2時間ツアー費用:5,000~10,000円

ジュノー(アラスカ州)

アメリカ

4.0

ジュノーの北約19kmに有るメンデンホール氷河国立保養地の森を歩くトレイルハイクに参加しました。 バスで保養地まで行き、そこから徒歩片道2時間程でしたが結構な急坂も有って結構なハイキングになりました。 風景もメンデンホール氷河を上から見る事が出来て良かったのですが、野生動物には全くお目に掛れず少々残念でした。 なお、ハイキングに疲れてしまい残念ながらジュノーの街歩きは止め帰船しました。

観光:船会社のショア・エクスカーションツアー時間:4~5時間ツアー費用:15,000~20,000円

グレイシャーベイ(アラスカ州)

アメリカ

5.0

グレイシャー・ベイ国立公園での寄港は無く、乗船したまま見物のシーニッククルーズでした。 公園自体は3,000m~4,000m級の山々を中心とした広大な地域なので船が入るのは東と南のフィヨルドの海峡です。 ここでは左右に山頂部が白い山々を見ながら進み、早々にラッコの群れと出会いましたが、残念ながらラッコ以外の野生動物は見ていません(山にいる羊を見た人もいたようですが)。 なお、メーンはタール入江の最奥に有る全長34km、幅1.6km、海面からの高さ80mというマージェリー氷河見物でした。

観光:その他

ヘインズ郡 (アラスカ州)

アメリカ

5.0

午前中はワイルダーネス・サファリというツアーに参加して、港から高速船で40分程南下、グレイシャーポイントという人里から離れた浜辺に上陸しました。 そこから古めかしいバスに乗せられてガタガタ道を10分程走り、靴を長靴に履き替えライフジャケットを着てまた歩いて川に出て、全長10m程のカヌーに乗ってデビットソン氷河を見物しました。 午後は、歩いて第2次世界大戦後まで陸軍の駐屯地が有ったというヘインズの村を見物しました。 ここはアメリカにもこういうところが有るのだと思った程、本当に小さな静かな村でした。

観光:船会社のショア・エクスカーションツアー時間:5時間以上ツアー費用:15,000~20,000円

ハバード・グレイシャー(アラスカ州)

アメリカ

5.0

ハバート氷河での寄港は無く、乗船したまま見物のシーニッククルーズでした。 船では普段は乗組員専用というデッキ5と6の船首部も開けてくれました。 この氷河、122km超という長さだけでなく幅も約11km、海面に接した先端面の高さは約90mという巨大な北米最大の氷河だそうで、船はゆっくり進んで、多分ですが、氷壁から2km弱のところまで進みました。 2kmというと遠いようですが海に接している氷壁の幅が数kmなので、私のカメラの最大広角16mmでは画面に全体が入らない程で本当に圧巻でした。 なお、オプショナルツアーでは小型船による観覧が有り、その船は氷壁の2~300m前まで接近するようです。

観光:その他

アイシー・ストレイト・ポイント(アラスカ州)

アメリカ

5.0

ここはアラスカ先住民が所有する土地だそうで、クルーズ船用の桟橋が2つ有る他、ジップラインやロープウェイ等の観光施設が有りましたが私たちは徒歩で先住民の村フーナに行きました。 海沿いの道からの風景は綺麗で見入ってしまう程ですが、途中で木の上にハクトウワシ(白頭鷲)が2羽いるのを見つけて感激でした。 また、帰船後、プロムナードデッキで休んでいたところ、ホエールウォッチングの船が接近、その直ぐ脇にシャチの背ビレが見えてビックリしました。

観光:自分で移動手段:徒歩移動時間:30分未満移動費用:無料

シトカ(アラスカ州バラノフ島)

アメリカ

5.0

ここはアラスカがロシア帝国領だった頃からの港町で1996年にカムチャッカ半島でヒグマに襲われて他界した探検家で写真家だった星野道夫氏も長年住んでいたそうです。 ここでは、港からシャトルバスで街の中心部まで行き、そこからは歩いて傷ついたハクトウワシ等を保護するアラスカ猛禽類センター(Alaska Raptor Center)やトーテムポールが多数置かれているシトカ国立歴史公園を見学した後、旧市街を少し散策しました。 なお、帰国してから知ったのですが、ここには戦後の日本の紙・パルプ業界を支えた準国策会社で既に解散したアラスカパルプの現地工場が有ったそうです。

観光:自分で移動手段:徒歩移動時間:30〜60分移動費用:無料

ビクトリア(バンクーバー島)

カナダ

5.0

ここはカナダ・ブリティッシュコロンビア州の州都で名前の通り、大英帝国を象徴するビクトリア女王にちなむ街で非常に綺麗でイギリス領時代の面影が残る落ち着いた雰囲気の街でした。 街は小振りなのですが周辺部を含めると40万人を超える人口になり、気候もカナダでは最も温暖なので、世界中の大金持ちが別宅を設けているそうです。 ここではバスに乗って中心部から北へ20km程行ったところに有るセメント業者だった人が20世紀の初頭に石灰石の採石場跡を庭園として整備した民間の庭園ブチャート・ガーデンに行きました。 庭園は広大で良く整備されていて非常に綺麗、お勧めの場所です。 なお、街には滞在している日本人が多いようで、土産物屋に入るといたるところから日本語の会話が聞こえて来てちょっと驚きました。

観光:旅行代理店のパッケージ

予約・手配(事業者)について

4.0

数年前までは旅行会社を通さないと予約が出来なかったキュナードラインが直接予約を始めたので直接申込みました。 その後の手続きはホームページのマイアカウントからMy Cunard(マイキュナード)を開いてやりましたが、全て英文なので語学力の無い私には面倒、でも翻訳ソフトを使いながら時間を掛けて何とか出来ました。 なお、直接予約ではクルーズ料金が少々安い分、航空券やホテルの手配が自己責任となるので、旅慣れていない方にはお勧めはしません。

予約・手配の方法:船会社への直接予約

おすすめの方

手つかずの自然が好きな方、騒々しい都市への寄港が嫌な方に絶対お勧めです。 また、アラスカクルーズはインサイド・パッセージクルーズ(内海航海)といわれるように外洋を走る時間が少ないので揺れる時間も短く、船酔いしやすい方にもお勧めです。

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