プルマントゥール・ホライズン乗船記−【食事編】隠れグルメのカジュアル船(1)

プルマントゥール・ホライズン乗船記−【食事編】隠れグルメのカジュアル船(1)

2019年1月18日 17:28
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ms. madamcurious

2014年にダイヤモンドプリンセスにのったとたんに中毒。 なんでもこれは船ではとか船にとか 毎日クルーズのことを考えられずにいられません。 海と船の素晴らしさを 皆様にお伝えしたい!

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カジュアルな食事でも大満足

ずいぶん以前、まだクルーズに詳しくない頃にJTBさんのクルーズ専門部門の説明会に行ったことがあります。

その時にもプルマントゥールに興味があって、JTBの方に「どうですか?」と伺ったのですが、「賑やかな船ですね~お食事がいまいちですよ~」と聞かされていたので、カジュアルシップですしそんなものでしょうと思っておりました。

なので今回もあまり期待せずに出かけてまいりましたが、とんでもなくおいしいものがあふれた船でした。

プルマントゥールのお食事の特徴

賑やかなのは確かにそうですし、朝から一杯している方ももちろんたくさんいましたのでそこは合っていましたが、食事がいいという感じよりご飯がおいしい!という表現が合うような、料理上手な感じ。

お家で頂く家庭料理のようなおいしさ。

エスカルゴやロブスターのような豪華な食材はなくても、ふつうの豚肉でもチキンでもパンでもスープでも、とにかく調理が良いのです。

デザートもきちんと作られていて盛り付けもいいですが味はもっといい。

乗船時間が早かったのでバフェはまだ朝食のものでしたが、なんだか品数も多い。
昼食が始まるととても多くの種類の料理が並びます。

子供向けのものも大人でも頂けるおいしいもの。
アレルギーの方用のコーナーもあるし、ドリンクもいろいろあるし、ワインもちゃんと良いものが出ます。

バターも本物のバターで、バフェにはバターマシーンまであり、5㎜ほどの厚さの直径4cmほどのバターが出てくる機械があります。
私はそんなにたくさん食べられないので使用しませんでしたが、出している方のを見るとちゃんとしたフレッシュバターが出てきます。

夕食のレストランも食器もシンプルな白だし、ステンレスのカトラリーでシンプル。
ワインはきちんとしたグラスに入ってきますし、水はきれいなブルーのお洒落なグラスに注がれます。

盛り付けも大胆で、スープ皿の大きいこと。
おいしいので、後で苦しくなっても飲み切ってしまいたい。

メインも比較的大盛りですが、サイドディッシュの野菜などもおいしいので、つい食べてしまいます。
デザートも然り。

どれも、バターや生クリーム、オリーヴオイルがふんだんに使われているのが分かります。

よその船ではウェイターがコショウ挽きを持って、テーブルにかけにきてくれますが、ここではそれはなしでテーブルに塩コショウ入れがセットされています。

でも実際ほとんど使いませんでした。

コショウなどは味を引き締めるので、ちょっと大味なお料理にはかけるとおいしいのですが、なにしろおいしいので、必要としません。

メニューの数は少な目で毎日頼める同じ料理と、シェフのおすすめと、ベジタリアン用がありました。

基本がスペイン語で脇に英語の説明があります。
日本語はもちろんありません。

ダイエットしようと思ってきたのにいつもに増してお食事をいただいてしまい、恐ろしいくらいです。
でも、お野菜もしっかりあったのでパンは泣く泣く控えました。

夜は毎日同じ種類ですが、3,4種類の焼きたてパンが籠に入っています。
どれもおいしいです。

そしてもうこれ以上食べられないくらいおなか一杯になって、シアターのショーを楽しみ、cafeの催しを見に行って、またコーヒーを飲んでしまいます。

cafeのメニューも無料でもとても色々あり、コーヒーだけで5.6種類、紅茶やハーブティー、カクテル、アルコールも色々とメニューがしっかりありました。

ほかの船のようにアフターヌーンティ―や夜食などはありません。

ピザやグリルは無料のところがありました。
アイスクリームスタンドはないし、有料レストランを見かけませんでした。

そもそもがおいしいので、行く必要がないのかもしれません。

バフェの食事をお部屋に持ち帰るのは禁止

ただ 部屋にバフェの食品を持ち帰るのは禁止でしたので、ちょっと部屋でつまもうと思ったら有料のルームサービスを頼まなければなりません。

ここは厳しくて、持ち帰ると 200ユーロの罰金となっていました。

朝の早い寄港地観光などで、部屋で朝食をとりたいときなどはちょっと不便です。
売店では簡単なスナックなどは売っていました。

きっとスペインは大きくて農業なども盛んな国なので、皆さんおいしいものを食べていらっしゃるに違いないと思います。
なので、船も食には気を遣っているのかもとも思います。

バフェの昼間にはもち麦やキヌアなども日替わりで出ますし、サラダ用のグリーンのレタスやトレビスなどは何時も豊富に出ていますので、気を付ければヘルシーな食事で過ごすことも可能です。

他のおいしいお食事の誘惑に打ち勝つことが出来ればですが。

子供用のところの極彩色のサンドウィッチも食べてみたら、結構いけました。
ジェリーの下でも使うのでしょうか、変な着色料の感じはありません。

メインシェフはスペインの方、サブシェフはインドの方でした。

でも全体に腕がいいのでしょう。

生ハムは絶妙に薄いですし、スクランブルドエッグなども良い具合です。

今までも何社かクルーズ船には乗ってはきましたが、こんなに何でも美味しく作られているカジュアルシップはなかったと思います。

グルメな方にはぜひおすすめします。

朝のクロワッサンを一つで我慢するのがとてもたいへんでした。

写真がたくさんありますので、そちらは食事編(2)でご紹介したいと思います。

シリーズ

2018 プルマントゥール・ホライズンで航くアラビア海8日間(ドバイ発着)

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