セレブリティミレニアム乗船記—ちょっとランク上のプレミアムカジュアル船

セレブリティミレニアム乗船記—ちょっとランク上のプレミアムカジュアル船

2017年10月24日 18:01
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ms. madamcurious

2014年にダイヤモンドプリンセスにのったとたんに中毒。 なんでもこれは船ではとか船にとか 毎日クルーズのことを考えられずにいられません。 海と船の素晴らしさを 皆様にお伝えしたい!

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今回は プレミアムカジュアルの船の中でも ちょっと、ランクが上といわれている

セレブリティミレニアムを体験してきました。

今までに乗ったいろいろな船で 50回もクルーズをしているベテランカナダの方や 様々な船で出会った クルーズ経験豊富な方々が 口をそろえて セレブリティは いいとおっしゃっていたので とても 楽しみにしていました。

コースは 横浜から出て 清水、神戸1泊、長崎、釜山、青森などの いつも感のある周り方で 変わったところは 神戸に2日間停泊するのと 戻って 横浜で 1泊船で過ごして 下船できるところでした。

こまかくは あとから 書いていこうと 思いますが 総論として 確かにセレブリティのフラッグシップでちょっと古いけれど洗練された インテリアや 小ぶりの船体の 人数少な目 ブティック船に 近いような感覚のある 船ですが

概して、オペレーションが悪いので 驚いたことです。

夏休みも過ぎていて 混雑していなかったのに しょっぱなの 非常訓練から ちょっと?なところが出始めていました。

個々のスタッフは いい方ばかりですが 連絡が悪いのかと思われるところが 幾つかあって 残念に思ったのです。

コスタクルーズは 犠牲者のある事故を起こした記憶も新しく、

非常訓練がとても、まじめで厳しいでした。

ホーランドもとても徹底していましたし、プリンセスもきちんとしていますが  セレブリティは 集まる場所が 狭かったり、スタッフ同士の連絡が悪かったり、なんだか どうしたという感じ。時間もとられたし、長いことたたされて 床に座り込む乗客もいたり、真剣なんだろうけれどなんだか連絡が悪い感が出ます。

それが 全体のクルーズの中でも いくつか見受けられ、他の船とつい比べてしまいました。

素敵な船に感じの良い熱心なスタッフに 素晴らしいお食事なのに オペレーションが悪いせいで ちょっとしたことが 気になってしまいました。

特に エンターテインメントチームの 力不足には 笑ってしまいたいくらい。

若い方がいろいろ頑張っているようでしたが

エンターテインメントチームのスタッフが 催すダンスレッスンが みんな 同じ踊りだったり、乗客を呼び込めない頑張りが 残念賞のかんじですね。

おもえば ロイヤルカリビアンのボイジャーオブザシーズの時も エンターテインメントチームが若くて、 気が利かない感じで だったなとおもいだされました。

船の中では いろいろな 催しを乗客がまじって さんかして 仲よくなったり 友達になったり 草の根外交ここにありというのがいいのですが チームの力に大きく左右されてしまいます。

もしかしたら 日本の代理店が 話を伝えていなかったのかもしれませんし、または お試しで始めた 日本のクルーズなので 若い方に託したのかもしれませんが

もう少し、マーケティングしてくれないとリピーターは呼べないと思います。

クルーズの好きな方はやはり いろいろな点を比較してのっていますから、油断はできませんよ。

英語の分からない日本人にはできない催しも多かったうえ、オーストラリアのお客様が ”Too boring”つまらないわ といってらしたのも聞こえてしまいました。

前評判が良かったので ざんねんですね。

でも 食事は ほんとうに おいしくて 何を食べてもはずれがない。

調理が素晴らしいシェフがそろっているようです。

有料レストランのキュイジーヌも行ってみましたが どれも 本当においしい、

オリジナルな料理を 近未来のような モダンなインテリアの店内で タブレットで注文という面白いスタイルで 楽しいデイナーです。

すし店も入っていたし、イタリアンのトスカーナグリルのステーキは とろけるようにおいしいといっていらした方もいたし、プレミアムカジュアルの中での美食の船感は 絶大です。

まあ今回は 寄港地がほとんど毎日で、終日航海日が少なかったので 良かったですが 航海が長いと催しに魅力がないと さみしいかもしれません。

催しではないですが スタッフの長 キャプテンがとても 印象に残る方でした。

クレタ島の出身とかで かわいらしいなまりの英語を真面目に話される笑顔のすてきな キャプテンで いろいろな場面で お見かけしましたし、乗客サービスをよく考えておいでのようです。

ホーランドアメリカのフォーレンダムのキャプテンも バフェでお食事したり、催し物でたこ焼き売ったり、サイン会をしたりと大活躍の素敵な方でしたが 2番目にファンになってしまいました。

セレブリティは まだ あれやこれや 考えながら クルーズを行っているのでしょう。

上手く、乗客の気持ちをつかんで より良いクルーズになってほしいものです。

クルーズをいろいろ試しているうちに わかってきたことは 船のクラスだけでは 一概に良しあしは決められない本当に 其の時のクルーズは その時のいろいろな条件で 形作られていくのだということです。

でも、やはりスタッフの良さは 全体に響きますね。

これはのる前にはわからないことなのですが。

逆にエーいまいちと初めて乗ってみて 思われた方も こりごりとかにならないで 船やコースをかえて 試していってください。

とてもいろんなのものがありますから

絶対、海の上で 魅了される時が来ます。

クルーズは とても選択肢の広い嗜好品なのです。

何にしても セレブリティは おいしい船でした。

シリーズ

2017 セレブリティミレニアム 秋の日本周遊クルーズ 乗船記

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