2019年GWクルーズ選び(11)Vacations To Goでの購入プロセス

2019年GWクルーズ選び(11)Vacations To Goでの購入プロセス

2018年8月18日 13:57
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mr. minamiku

アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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コースの選定プロセス

GWの候補として6コースを比較検討したプロセスは、今までのブログで述べましたが、世界中のクルーズからぴったりしたものを見つけるためには、まずは世界中のクルーズからスクリーニングをしてショートリストを作ることから始まります。

日本の旅行会社なら、IACEトラベルのWeb Pageが比較的簡単で、且つ豊富な取扱量ですが、最初に日程から広く、多く選ぶなら、アメリカのVacations To Go(VTG)が便利です。VTGにアクセスするには登録が必要ですが、メールアドレスを入れるだけで簡単に登録出来ます。定期的にお得情報がメールで届く以外の煩わしさはありません。

VTGのHome Pageです。ここで日程を絞り込んで検索をかけると、一覧表で出てきます。扱っている船会社も左矢印の数だけありますので十分です。

TUI/Thomson (Marella) Cruise, Fred Olsen Cruise, Celestyal CruiseやP&O Australiaなどは含まれていませんが、これらに乗るときはテーマがあるクルーズでしょうから、直接会社のWebで個別検索になるのだろうと考えます。

検索結果一例

話がGWのクルーズから少し外れますが、VTGの検索を少し説明します。

これは、一例として今年年末12月に行くことで検索した結果の1ページ目です。「12月発」で「7泊」のクルーズを条件としました。結果は行き先地域のアルファベット順で出て来ますので、ASIAが最初に出ています。

真ん中のPrices are in US$の上に、部屋の種類が表示されています。今回はバルコニー付を選択しました。次に、一番右側のカラム。一泊あたりの金額になるように選択。後は日付順に出て来ていますので、自分が出発したい日程を見るだけです。試してみてください。

2019年GW、決めたのはギリシャ島巡りです。

話を戻してGW。結論から言うと、Pullmantur Horizon (Atens ~ Santorini ~ Mykonos ~ Athens) + Aeroflot (4月27日往路、5月5〜6日帰路、うち28日乗船、5日下船)を選択しました。

クルーズ日程

クルーズ料金

フライト日程

フライト料金

クルーズ料金は、部屋を指定したので、同クラスの最低値よりは上がっています。ベストワン、IACEトラベルとVTGを比較して、VTGで購入しました。

アメリカの旅行会社を実際に使うことに不安はあり、支払いまでの円/$の為替変動はありますが、残念ながら、今回はそのリスクを考えても、55歳以上割引もあり日本の会社よりVTGがかなり良い値段で出していました。今回支払いは、Depositの$80のみです。(安いですね。船会社によって異なると思います。ちなみに次回のプリンセスは$280です。)残金は年明けですので、仮にキャンセルしなければならない状態がきても、クルーズ代金損失の痛手は最低限。それより、思いの部屋が取れる方が魅力的です。先行発注の魅力は実は別にも有りますが、これはもう少し詳細を調べてから報告します。

日本の各社も航空券込みのパッケージ型で仕上げているクルーズは、十分競争力がありますが、バラ売りになると、大体VTGのクルーズに+Expediaか楽天トラベルのフライトを組み合わせる方が安く出るケースが多いです。私は1人あたり1〜2万円違うと、アメリカを使うことを考えてしまいます。しかし、Webの掲載だけでは判りませんので、決める際には電話か、メールをすることをお勧めします。因みに、VTGで最終確定するまでは、メールのやり取り、担当によっては電話もかかってきますので、それなりの英語力は必要です。(今回も部屋選びはメールのやり取りで、クレジットカードの番号を伝えるのは電話でした。VTGはクレジットカード番号伝達にかなり慎重です。)私も、最初に使う時は慣れるまで結構やり取りの行き違いがありました。2万円以上の差が、日本語対応サービスと割り切ることも必要かもしれません。(今は、慣れて快適ですので、為替の変動リスクとクレジットカードの換金率の悪さを考慮して、日本の旅行会社と使い分けています。)

今回は、フライトは楽天で取りました。この後直ぐにフライトの料金は上がりましたので、まずまずのタイミングだったと思います。フライトはキャンセルするとそれなりのペナルティがかかりますが、その時は諦めるつもりで、早めの予約を入れることにしています。

このようにして、2019年GWは、最後尾、バルコニー付きの左舷側角部屋を指定してアルコール+ノンアルコールを含めたAll Inclusiveクルーズが、港湾税、施設使用料、チップに、往復のフライト、燃料チャージを含めて二人で大体50万円で収まりました。足りないのは、アテネのホテル1泊と空港・ホテル・港・空港のタクシー代とクルーズ期間のお小遣いですので、日本発着クルーズのQEとほぼ同じ値段で、アテネ発ギリシャの島巡りとなりました。

次のクルーズは12月のダイヤモンドプリンセスでのリポジショニング(横浜発→シンガポール)、次の次がこのギリシャ島巡りとなりました。今から楽しみです。

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2019年ゴールデンウィークのクルーズ選び

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