
次に来たのはCMV

mr. minamiku
アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。
プロフィールを見るCMVがイギリスでAdministration Process
7月20日付けの各社ニュースで出ておりますが、CMVがイギリスでPlaced into administrationとなっております。日本で言うところの会社更生法適用なのか破産法なのか判りませんが、いわゆる倒産だと理解します。ニュースでは先月のPullmanturに続くものと報じています。Web Pageも旅行者救済に変わっていました。

厳しさを増す独立系
4大クルーズ会社(CCL, RCL, NOL and MSC)と異なり、古い船を集めてユニークなオペレーションをしていた独立系会社は、後ろ盾がない分借入与信に乏しく、日々のオペレーションによるキャッシュが回らない状態が続くと、大手より先に資金繰りが詰まるのは当然の事。Marco Polo等、乗ってみたい船も今回の倒産で息尽きてしまうのでしょうか。とても悲しいことです。今持っている6隻に加えて、カーニバルから2隻来年の春に移籍になることが決まっていましたので、8隻の行方がまた心配になります。
Current CMV Fleet:
・Astoria (550 Berths, 1948 Built)
・Astor (590 Berths, 1987 Built)
・Vasco da Gama (1,266 Berths, 1992 Built)
・Columbus (1,400 Berths, 1988 Built)
・Magallen (1,250 Berths, 1985 Built)
・Marco Polo (800 Berths, 1965 Built)
Marco Polo
Marco Poloもクラシックで乗れるチャンスが有れば乗ってみたい船でした。2018年元旦にQueen Victoriaで訪れ、Oceanaに再会したアムステルダムの港で、出航の際にドックに入っている古い船を見つけ、船型からMarco Poloでは?と思い追いかけた記憶がよみがえってきます。
Queen Victoriaから見たドック入渠中のMarco Polo
厳しさを増すクルーズ船業界も、これからは大変革になるのでしょうか。見守るしかない悔しさを覚えます。
悲しいニュース発信ばかりですみません。でも実情の共有を。
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Carnival 追加売却 (その3:最終)
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