アテネ ピレウス港~空港 リムジンサービス

アテネ ピレウス港~空港 リムジンサービス

2019年5月16日 17:16
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mr. minamiku

アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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移動の強い味方

乗船前、アテネ空港からビレウス港までは市バスを利用し、最低コストで移動しましたが、帰りはフライト時間の都合で、遅れることは許されない状況でした。事前にはピレウス港どころか、アテネの街も初めてでしたので、交通事情が判らず、最後のピレウス港から空港まではリムジンサービスを予約していました。それが、とてもよかったのでブログで紹介する次第です。

Lion Transfer

その会社の名前は、Lion Transfer。Webで見つけて頼んだのですが、片道二人で40Euro。少し安かったので、乗り合いにさせられて時間通りに出なかったらどうしようか、個人が単に自家用車でやってくるUberのギリシャ版みたいなものでボロ車が来たら嫌だな、等負の想像をしていました。最悪は、支払いを「現地で運転手に現金」と選択してしまったので来ない。等々。しかし、その不安も、直前に時間変更依頼の電話をした際の応対でかなり後退しました。

時間変更

今回乗船したPullmanturのHorizonは、5万トン以下の中型船でしたので、下船のプロセスがとてもスムーズ。乗船手続きでも、そのスムーズさに驚いたのですが、下船は完全に良い意味での拍子抜け。前日夜に荷物を預け、当日朝はいつものように7時30分ぐらいに朝食を取り終わって部屋に帰って8時ちょっと過ぎでした。8時には部屋を出るように新聞に書いてあり、アナウンスも前日にありましたが、当日朝は静かなもので、8時過ぎても、急かされることも全くなく、ゆっくり部屋の最終確認をして手荷物をもって、3階のギャングウェイへ向かいました。その間待ちは一切なし。いつものチェックポイントで「ありがとう。楽しかった。また乗るね!!」とクルーに挨拶して、そのまま下船となりました。船は夜明けとともに到着していたので、朝食直後にLion Transferのバウチャーにある電話番号に電話し、9時30分の迎えを速めて欲しいと伝えたところ、運転手と話をして折り返し電話する。との返事をもらい電話を切りました。しばらくすると電話があり、8時30分は無理だけど9時にはどうにか。という事でしたので、対応の良さから不安のほとんどは払しょくされました。

これはWebで申し込み後に送られてきたバウチャーのコピーです。予約番号や私の名前連絡先は消してありますが、それ以外はオリジナル。2名で支払いは現金当日。9時30分予約で空港までの片道40Euroです。

着いた車はベンツのワゴン

二人だったので、エコノミーカーを頼みましたが、来たのは8人乗りのベンツのワゴン車。「遅くなってごめんね!二人だけなの?」と運転手。でも着いたのは9時前です。土壇場の時間変更に対して、約束よりも早く来て、車はプレミアムワゴンの貸し切り。文句の言いようはありません。家内に言わせるとドライバーはイケメン。さらに良し。

車には、きっちりとLion Transferのバーナーが貼ってあり、白タクではありませんでした。

車はスムーズに空港に到着。最後まで楽しく、気分の良かった今回のギリシャクルーズでした。Lion Transferの回し者ではありませんが、とても良かったので、連絡先を皆さんと共有したいと思った次第です。(しかし、いつもプレミアムワゴンが来るとは限りませんので、ご承知おきください。)イケメンの運転手に感謝の気持ちを込めて45Euro支払って、空港に入りました。因みに、早く着きすぎて、帰国のアエロフロートのカウンターは10時30分まで開きませんでした。ギリシャクルーズに行かれる方、12時のフライトまでなら、下船を9時までに行えたら余裕です。10時にリムジンサービスに乗れる段取りがとれていれば大丈夫だと思います。今回はタクシーも多数停まっていましたので、タクシーでも大丈夫でしょう。

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