
横浜港に日本のクルーズ客船が三隻!

mr. punipcruises
船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com
プロフィールを見るここ数年、年末になると横浜港大さん橋には上のサムネイルに描いたイラストのようにお正月クルーズに出掛ける日本の3隻のクルーズ客船がずらりと並ぶ姿が見られるようになっていました。
今年も横浜港には12月26日に3隻が揃うことになったのですが新港ふ頭の新しい客船ターミナルの完成によりわざわざぎゅうぎゅう詰めで大さん橋に並ぶ必要がなくなり、残念ながらイラストの様な光景は見られなくなってしまいました。
それでもいつもはバラバラに各地をクルーズしている日本を代表する(っていうかこの3隻しか外航クルーズ客船は無いけど)が一つの港に集結するというのはめったにないので知人の見送りも兼ねて行ってきました。

氷川丸から見た大さん橋はこんな感じです。
例年であればロイヤルウイングが反対側(赤レンガ側)のDバース飛鳥Ⅱと並んで停泊し、こちら側(山下側)のAバースとCバースにはにっぽん丸とぱしふぃっくびいなすが肩を並べているはずなのですが…今回はごく見慣れた光景ですね。
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その新港ふ頭の新しい客船ターミナルである横浜ハンマーヘッドに行くとちょうどぱしふぃっくびいなすがクリスマスクルーズから戻ってくるところでした。
この新港ふ頭、最近客船接岸に使われ始めたというイメージが強いですが、昔から大さん橋と並んで客船の発着に使われていた施設で戦前は今の海上保安庁のあたりから日本郵船の北米航路がいつも発着し、戦後はこの場所から国内のクルーズ船が出ていたこともありました。
実はわたしも昔ここから初代飛鳥に乗船しています。
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とは言ってもこうしたみなとみらいを間近にした接岸風景にはまだ見慣れない感がありますね
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このハンマーヘッドを私が訪れるのは二度目ですが前回はオープン直後のダイヤモンドプリンセス接岸時だったので入場規制が敷かれていたため、この2階デッキに上がるのは初めてです。
ここは周囲をお洒落な飲食店が軒を連ねていてこうして船を眺めながらお食事を出来るのがいいですね…ちょっと高いけど
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そのあと2件ほどの所用を済ませて大さん橋に向かうとにっぽん丸が年末年始の台湾クルーズに向かう直前でした。
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こうして両側に停泊している客船が眺められるのがこの大さん橋のいいところですね。
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ここでもご多分に漏れず、イルミネーションが今年から設置されました。
たしかに映えますが、ボリューム的には今一つかな?
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やがてにっぽん丸が静かに出港していきました。
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お馴染み黄色いサイリウムを振りながら
行ってらっしゃ~い!
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