
#がんばれダイヤモンドプリンセス

mr. punipcruises
船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com
プロフィールを見る今やTVのニュースで見ない日のない、プリンセスクルーズのダイヤモンドプリンセス
良い時は「豪華客船」と言う決まり文句で思いきり持ち上げるのに、何か問題があると叩きまくるマスコミと、それに便乗して勝手な事を言いまくる人達のコメントに嫌気がさして、大変な状況にある乗客、乗員の方々を応援しようとTwitterに #がんばれダイヤモンドプリンセス と言うハッシュタグを付けてアップしたのが3日前
これは実は去年の1月にやはりTwitterでやった、#がんばれにっぽん丸のセルフパクリなのですが…
事態が深刻さを増すにつれて、そのハッシュタグがどんどん広まっていって、ついには嬉しい事にライバル会社のロイヤルカリビアンインターナショナルまで応援してくれると言うクルーズ業界を巻き込む流れになってくれました(追加、太平洋フェリーまで参加してくれました)
そんな中、耳に入ったのが一部の乗客(ほんの一部と信じたいです)がストレスからなのか客室係のクルーに罵詈雑言を浴びせかけて暴れたと言うもの
それを聞いてとても悲しい気持ちになって、やはりSNSで「感染する恐怖と戦いながら、時に叱られ、家族からも離れ、最低限の給料で必死で乗客のために働いているクルーに優しい気持ちをお願いします」と言うようなメッセージを上の絵と共に載せたところ、すごい反響をいただきました。
よく対応が後手後手にまわってひどすぎるなんて言われてますが、これまで出会ったことの無いような非常事態に遭遇して、すぐに適切な対応を取れるスーパーマンなんているはずがありません。
お客様は神様ではありません、ロイヤルスイートの乗客も船長も船会社の社長も全て只の人間です。
今回の件は誰が悪いわけでもありません。
その事態を少しでも収めようと船のクルーのみなさんはもちろんのこと、船会社の人達や旅行会社の人達、港湾関係者、医療機関などありとあらゆる方達が一生懸命働いています。
どうしてもっと優しい気持ちでいられないかなぁ
と、思い続けるここ数日でした。
…
絵は新港ふ頭のハンマーヘッドを離岸してクルーズに出かけるダイヤモンドプリンセスを瑞穂埠頭の古いバーが並ぶ一角から見た風景ですが、実際にはこの高さから見る事は出来ません。

プリンセスクルーズ
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