スター・プリンセス号で訪れたサンフランシスコ

スター・プリンセス号で訪れたサンフランシスコ

2016年10月24日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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アストリアを出港して翌日は終日航海で翌々日早朝にゴールデン・ゲート・ブリッジを潜り抜け、午前7時にサンフランシスコ港35埠頭に着岸しました。サンフランシスコはゴールデンゲートブリッジを筆頭に観光スポットも多く、今回のクルーズ寄港地で最も楽しみにしていた都市です。埠頭は繁華街に近く先ずは歩いてフィッシャーマンズワーフへ。そしてサンフランシスコ観光の名物でもあるケーブルカーに乗車。ケーブルカーは予想以上の急勾配の坂道を走り、立ち乗りもでき乗り応えも見応えもありました。船は午後11時出港なので観光時間も長くとれ、夜景も楽しめました。私達のサンフランシスコは坂に始まり、坂に苦しみました。でもそれが一番の思い出になりました。

午前6時過ぎに目が覚めてデッキに出て見ると既にゴールデンゲートブリッジを通過した後でガッカリしました。

午前7時サンフランシスコ港35埠頭に着岸。隣には初めて見るルビー・プリンセスが停泊していました。

ウオーターフロント沿いにはストリートカーが走り、渋滞に巻き込まれず便利でした。

「脱出不可能な刑務所」があったというアルカトラズ島

アルカトラズ島観光とサンフランシスコ湾クルーズを運航しているRED&WHITE FLEET

フィッシャーマンズワーフのランドマーク

POWELL MASON LINEのケーブルカー

運転手らしからぬ服装でレバーを押したり引いたりしながら巧みに運転する運転手。

立ち乗りOKで若いギャルもこんな格好で乗車。日本では考えられない!

ケーブルカーは終点に到着。

ケーブルカーはバックできないため、人力でターンテーブルを回し、方向転換する光景は迫力満点でした。

Ferry Building Marketplace

名物の生ガキを賞味

坂道でタイヤを斜めに停める独特な停車方法。(登り坂では左にハンドル、下り坂では右にハンドルをきる)

ベビーカーを押して勾配のきつい坂道を上るのは辛い

ロシアンヒルからサンフランシスコ湾で憩うスター・プリンセスとルビー・プリンセス

「世界一曲がりくねった道」と言われるロンバードストリート(僅か200メートルの距離に事故防止のために8つの急カーブを設けている)

次の観光目的地は1937年に完成したゴールデン・ゲート・ブリッジ。旅行ガイド本お勧めの「海沿いをサイクリング」というキャッチフレーズに惹かれ、レンタサイクルでゴールデン・ゲート・ブリッジを渡りました。レンタサイクル屋で「ベビーは中で寝られるからcomfortable」と勧められたトレーラー付き自転車は途中でブレーキが故障し動作不良となり、ゴールデンゲートブリッジを渡るのは難行苦行でした。行程は約15キロ。

生後10ヶ月のベビーをトレーラーに乗せたら、怖がって泣きまくり、止む無く交通違反して母親がオンブしてサイクリング。

ゴールデンゲートブリッジから眺めるサンフランシスコ湾と市街

ゴールデンゲートブリッジ(全長2737メートル)の自転車と歩行者の専用道路

サウサリートのフェリー乗り場

フェリーは殆どが自転車持ち込みの乗船客。降りる時はトレーラー付きの自転車を引きずりながら階段を上らなくてはならず大変でした。

小腹が空いたのでBOUDINという店で酸味のあるサワドーブレッドに入ったクラムチャウダーを食べました。

スター・プリンセスのデッキから眺めたベイブリッジとルビー・プリンセスの夜景。ルビー・プリンセスは夏場はアラスカ、秋から春にかけてはメキシコやカリブ海クルーズを運航。

サンフランシスコ港を出港し、離れいくフィッシャーマンズワーフを望む。

スター・プリンセスはゴールデンゲートブリッジに接近

昼間は赤い橋が夜は文字通り金色の橋に変身

スター・プリンセスはいよいよゴールデンゲートブリッジを潜ります。

さようなら!思い出のサンフランシスコ

シリーズ

2016 スタープリンセス号で航くアメリカ西海岸クルーズ8日間

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