セレブリティ・ミレニアムで航く早秋の日本周遊クルーズ⑥金沢・富山編

セレブリティ・ミレニアムで航く早秋の日本周遊クルーズ⑥金沢・富山編

2019年10月25日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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 クルーズ7日目は金沢に寄港。以前コスタネオロマンチカで寄港した時は戸水埠頭でしたが、今回は大浜埠頭に着岸。8時に着岸してすぐに下船し、最初に出発するシャトルバスに乗って金沢駅に向かいました。
 金沢は何度も訪れており、4トラベル上では北陸地方で富山県は訪れていないので、金沢観光はせずに富山を探訪することにしました。そして一番の目的はまだ乗った事がないLRT(次世代型路面電車システム)の富山ライトレールに乗る事です。


金沢港では加賀友禅の着物を着た加賀美人が出迎え

北陸新幹線が開通した犠牲で北陸本線の一部はJRから第三セクターとなり、金沢から倶利伽羅まで(17.8km)はIRいしかわ鉄道、倶利伽羅から富山まで(41.6km)は あいの風とやま鉄道に乗車。

富山行きの普通列車に乗車(運賃1,220円)。
車両はJR西日本521系

金沢駅から58分で富山駅に到着

かつてはJR西日本の富山港線だった路線を路面電車化し、第三セクター方式で富山ライトレールが運行。

早速、富山ライトレール富山港線に乗車。
富山ライトレール TLR0600形 (愛称:ポートラム・PORTとtramの造語)

2006年にグッドデザイン賞を受賞しているだけに現在でも洗練されたデザインで斬新に感じます。

ポートラムの車内

ポートラムの運転席

終点の岩瀬浜駅に停車中のポートラム

岩瀬浜駅を降りてから北前船の船主や廻船問屋の集落があったという周辺を散策。

「ノーベル街道」の解説板
国内に24人いるノーベル賞受賞者の内、田中耕一さんは富山市新川原町出身、利根川進さんは大沢野町、小柴昌俊さんは岐阜県神岡町、白川英樹さんは高山市、梶田隆章さんは富山市在住と5人が国道41号線沿線(高山本線沿い)にゆかりのある人達です。

「ノーベル街道」の起点の標柱

常夜灯をモデルにした富山港展望台

「環日本海交流の拠点」伏木富山港の解説板

富山港展望台から伏木富山港を望む

富山港展望台からかつては廻船問屋の集落があったエリアを望む

旧北国街道沿いの周囲の建物と調和した信用金庫の支店

JR富山港線時代から残る唯一の旧東岩瀬駅舎

新旧ホームの高さの違いが興味深い
左側が富山ライトレールのホーム、右側がJR富山港線のホーム

ポートラムは2車体連接車両

富山駅付近の高架化が完成した後に富山地方鉄道富山市内軌道線と接続し直通運転を行う予定。

富山駅の南側から運行されている富山地方鉄道富山市内軌道線

運行ルートによって市内電車または環状線と呼ばれており、あわせて3つの系統で運行。

<市内電車 >
1系統:南富山駅前 - 富山駅間
2系統:南富山駅前 - 電鉄富山駅・エスタ前 - 富山駅 - 新富町 - 大学前間
<環状線 >
3系統:富山駅 → 丸の内 → 大手モール → 荒町 → 富山駅(片方向のみ運行)

午前中、電車に乗ったり歩き回ったのでお腹が空き、ランチタイム
富山駅ビルの きときと市場とやマルシェのレストラン街へ行ったら人気店には長蛇の列。

長蛇の列はきっと美味しいに違いないと白えび亭の列に並び、「ほたるいか天丼(980円)」を食べました。
富山ならではの食感に満足

富山駅から普通電車に乗って金沢駅へ
車両はJR西日本521系

さすがは国際観光都市の金沢
観光案内所もよく整備されており、バスやタクシーの乗り場も外国人観光客にも分かりやすい案内板が掲示されており感心。

世界で最も美しい駅14選に国内で唯一選ばれたという金沢駅鼓門を眺めて金沢に来たことを改めて実感。

金沢駅金沢港口(西口)広場からシャトルバスに乗って船に戻ります。
今回は金沢市内観光はせずに富山に行っただけで金沢での寄港地観光を終えました。

シリーズ

2019 セレブリティ・ミレニアムで航く早秋の日本周遊クルーズ

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