船旅の真実 オーシャニア編 14

船旅の真実 オーシャニア編 14

2019年5月7日 19:08
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mr. sashtatsuo

岐阜県で美容師をしています。

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ベネチア2日目の朝。

乗船時間は午後1時。

このホテルは★がいくつも付いていて食事も良くて・・。

と言うホテルとは少し違う。

2度と泊まりたくない!と言うホテルではないがごく普通なホテルだ。

こざっぱりとして小綺麗、愛想が悪い訳ではないが何処かのリゾートホテルを想像していてはダメだ。

だから朝食も「コンチネンタル」な食事になる。

部屋から出て鍵を閉めた。

妻が「私が鍵を持ってるネ。」「よろしく。」

カバンを開けた妻の眉間が厳しくなるのが階下に行こうと目をエレベーターに移す前に分かった。

「・・・ん・?」

っと思った瞬間。

「無い」✖️4回くらい!

 

「財布がない!!!」ガーン

 

(船旅の真実9)この時以来、妻は財布を出していないと言う。

そう、前日のあの浮かれた乾杯写真のお店でも会計は僕がしている。

記憶を瞬間に過去に戻そうとしている。

まだ目が覚めて脳に血液も十分に回っていないせいか頭がうまく回らない。

 

過去にさかのぼる。

 

トランジットのドバイではどうだ・・・。妻は少し焦り気味。

僕は「あ〜、やっちまったニヤリ」対照的に少し余裕がなぜだかある(笑)

ベットの下からスーツケース、机の引き出しから解らないがシャワールームまで。

 

見つかる訳はない。

 

やられた!

 

不用心なツーリストには良くある事。

 

・・・しかし、こんな事もあろうかと二人でお金を半分ずつにしておいたのが今思えばちょっとしたラッキー・・・。なんだろうか。

ユーロ、ドル、日本円合わせて¥75000位だろうか。

妻はその金額からチョコレートとお茶を買っただけだ(笑)(笑)

 

ちょっとしたボッタクリで飲んでも少しお高いなぁ爆  笑

 

僕の所持金も同額。

前日の食事でいくら使っただろうか?

色々食べて飲んだりして1万円くらい使ったような・・・。

 

つまりこれからの洋上の7日間と寄港地でのお土産や食べたければそこでの食事。

これを6万円ほどで過ごさなければならない。

そんな事を考えている横で妻はクレジットカードの取り消しや「スリ」にあった事をいとも「私の不注意では無い!」と、いかにこちらの「スリ」が巧妙であるかを日本にいる娘に電話をしてカードを止める作業を任せている。

シリーズ

2018 オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ

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イタリア旅行のナポリで見た「豪華客船」!!一度は乗ってみたい。 じゃあ、行こうじゃないか!から始まったクルーズ旅行の記録を綴っていこうと思います。

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