船旅の真実 オーシャニア編 43

船旅の真実 オーシャニア編 43

2019年6月3日 14:56
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mr. sashtatsuo

岐阜県で美容師をしています。

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部屋に戻れば常に綺麗になっている。

 

出かける回数分綺麗になる。

初日に主人が部屋を空ける際に「Make up The Room」の札をノブにかけて行かなかったら係りの人に「出かける時はこの札を!」と言われていた。

 

何処かで出かけるのをチェックしているのだろうか。

 

ベッドメイクからシャワールーム、テーブルの上。

 

枕元にはデジタル式の目覚まし時計。

 

外国に行けば必ずと行っていいほど「 時差 」がある。

 

今、私達のいる所は「コトル」=ヨーロッパ南東部バルカン半島の小さな国。

 

想い返してみるとイタリアからクロアチアを含むここ「コトル」も1時間の時差がある。

1時間戻っている。

そして明日のギリシャには1時間進むらしい。

 

滝元さんから届けられる前日の船内新聞にも「今日は一時間余分に眠る事ができます」という旨のことが書かれて時計を戻すように書かれていたのを思い出す。

 

主人はまだDeck12で写真を撮っている。

 

少しばかり寒いし、写真に興味のない私は主人とDeck12で10分ばかり過ごした後に一人で部屋に戻る。

 

散らかすほどの荷物も無ければ部屋ではしゃぐほど二人とも若くない。

 

出た時とさほど変化のない部屋に戻って食事のための着替え。

 

ドレスとまでもいかないけれどレストラン毎に着替えることも女性にとっては楽しくもあり嬉しいもの。

 

クローゼットから今日着るために用意してあったワンピース。

 

日本ではあまり着ることのないスカート。

 

手を伸ばした時に何気なく目にした「デジタルの目覚まし時計」

 

時刻は19:45ガーン

 

何で!?

 

少し訳が分からなくなっている。

そうだ、私達が「ホライゾン」で四重奏だのコーラだのって行っている時には時間はギリシャに向けて1時間進んでしまったのだ。

 

きっと船はその湾を離れると向かう時間に調整されるのだろうと思う。

 

とにかく私は呑気に写真を撮っている主人にこの事を伝えなくては。

 

私の着替えは終わっている。

主人は別にそのままでもいいか…。と思いながらDeck12へ。

 

こんな時ほど見当たらない。

 

ひょっとしたら行き違えたかも知れないと思ってあらためて部屋へ。

 

見慣れた後ろ姿を廊下で発見。

 

事を告げて急いで主人は着替え。

 

予約の時間はもう20分も過ぎている。

 

私たちの部屋はDeck9。

 

こんなにも遠く感じる事ってある?たった4フロア上がるだけなのに。

 

Decs14の船尾にあるイタリア料理の「トスカーナ」よ。

 

 

 

 

 

 

シリーズ

2018 オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ

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イタリア旅行のナポリで見た「豪華客船」!!一度は乗ってみたい。 じゃあ、行こうじゃないか!から始まったクルーズ旅行の記録を綴っていこうと思います。

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