船旅の真実 オーシャニア編 62

船旅の真実 オーシャニア編 62

2019年6月23日 18:41
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mr. sashtatsuo

岐阜県で美容師をしています。

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15:00の出発時間にはまだ時間がある。

 

カターニア門とメッシーナ門がある。

 

車を降りたのがどちらの門なのかも分からない。

 

この門と門の間がメイン通りとなっていてお土産屋さんからジェラート、飲食店と様々なお店が並んでいる。

 

食事をすることを決めて探すが二人の意見が割れる。

 

雨のせいもあって苛立つ二人。

一つの店をスルーするが十数メートル進んだのちに戻って先にのぞいて見た店に入る。

 

やっぱりシーフードを中心としたお店だ。

日本人と思われる客は僕達だけ。

 

慣れたようにウエイトレスに促されて席に着くと僕の位置からは時計が真正面。

時計の時刻が少し気になったが先ずはオーダーを。

 

何を間違えたのか、僕ともあろうものが「カンパリ」を注文してしまったではないか。

Menuには確かに「Campari」と書かれていた。

ひとくち口を付けて「にがい」。

よりもキツいアルコールを鼻と口で一瞬に感じた。

 

妻は「パエリア」を食べ僕は「ラザニア」を水で流し込んだ。

 

席に着いた時から気になっていた「時計」。

 

携帯電話の時刻とはキッチリ一時間の違いがある。

 

あの時差で少々敏感になっている僕はウエイトレスに聞かなくてはどうしようもなく尋ねてみた。

集合の時間にも余裕があるほどではない。

ここで置いて行かれては「レストラン」を一つすっ飛ばすなんて生易しいものではないからだ。

 

再注文かと思ったウエイトレスはメモにペンを走らす手付きでななめ後方から腰をかがめることもなく近ずいて来た。

 

そのことを僕が尋ねると「あぁ、あれは直していないだけヨ」とサラリと促された。

 

「直しとけよ」

 

 

 

 

シリーズ

2018 オーシャニア・マリーナ 地中海クルーズ

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イタリア旅行のナポリで見た「豪華客船」!!一度は乗ってみたい。 じゃあ、行こうじゃないか!から始まったクルーズ旅行の記録を綴っていこうと思います。

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