
飛行機と船で19日間世界一周の旅①デルタ航空のエアバスA330で渡米編 中部国際空港⇒デトロイト⇒フォートローダーデール

mr. shibata
1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。
プロフィールを見る昨年定年退職した後、仕事のしがらみから解放され、自由な時間を過ごし心も体も充実してきたので、大きな旅をしたくなりました。
船で世界一周するには通常100日間以上かかります。100日以上も家を留守にするのは現実的には難しいと判断し、クルーズはぶっ通しのクルーズではなく、航海区間を区切って飛行機と船で世界一周することにしました。
クルーズ各社は毎年3月から4月にかけては自社船をカリブ海域からヨーロッパ海域へ、9月から10月にかけてはヨーロッパ海域からカリブ海域へ配置転換(ポジショニングクルーズ)をします。ひたすら大西洋を航行する単調なコースだからあまり人気がなく、タクシーが客の有無にかかわらず車庫に戻る「戻り駕篭」みたいなものだからクルーズ料金は通常の1/2から1/3位の格安で大西洋横断クルーズができる事が判明。
このチャンスを見逃してなるものかと一大決心し、調べてみるとネームバリューのある名船が色々と運航している事が判明。選り取り見取りで選ぶのに苦労しましたが、迷った挙句ホーランドアメリカラインのロッテルダムで航く大西洋横断クルーズに決定しました。
アメリカのフォートローダーデールを3月30日に出発し、スペインのバルセロナに4月13日に到着する15日間クルーズです。
先ずは中部国際空港からアメリカのデトロイトに直行で行けるデルタ航空で飛び立ちました。
私のかねてからの夢実現のための第一歩です。
<行程>
3月29日16時35分中部国際空港⇒16時デトロイト着(デルタ航空)
18時デトロイト発⇒21時フォートローダーデール着(デルタ航空)
3月30日16時:フォートローダーデール出港
3月31日~4月7日終日航海
4月8日8時:ポルトガルのマディラ諸島フンシャル入港
4月8日17時:ポルトガルのマディラ諸島フンシャル出港
4月9日:終日航海
4月10日8時:スペインのカディス入港
4月10日18時:スペインのカディス出港
4月11日7時:スペインのマラガ入港
4月11日17時:スペインのマラガ出港
4月12日7時:スペインのカルタヘナ入港
4月12日13時30分:スペインのカルタヘナ出港
4月13日7時:スペインのバルセロナ入港
4月14日・15日:バルセロナ観光
4月15日15時30分バルセロナ発⇒4月16日0時25分ドバイ着(エミレーツ航空)
4月16日3時10分ドバイ発⇒4月16日17時45分関西国際空港着(エミレーツ航空)
4月16日19時10分関西国際空港発⇒22時10分名古屋駅着
(エミレーツ航空の送迎バス)

アメリカへ飛び立つ中部国際空港(セントレア)に到着。これから搭乗するデルタ航空デトロイト行きDL94便のA330-200型機<エアバスA330-200>1997年カナダで初就航全長58.82m、全高17.39m航続距離13,400km

スカイタウン4階で昼食。これから暫くは和食を食べれないので名古屋名物の特大エビフライ、もずく小鉢セット、刺身、赤味噌汁の定食で腹ごしらえ。

国内では中部国際空港だけでしか見られないドリームリフター(747LCF)。ボーイング787の翼や胴体一部などの部品をアメリカのシアトルまで運ぶ。

デルタ航空A330-200型機のエコノミー席機内これから10時間40分の飛行です。機内では持ち帰りたくなるような上質なスリッパが配布され、くつろいだ感じで長時間のフライトを過ごせた。

離陸後アリューシャン列島方面に目指して飛行

中部国際空港からデトロイトメトロポリタン空港までの距離9578キロ、飛行時間10時間40分、高度10368メートル、対地速度1000KM/時

水平飛行になって直ぐに配膳された夕食の機内食。少し窮屈で食べづらいけどエコノミー席だから贅沢は言えません。日本のビールは暫く飲めなくなるので飲み納め

デザートはハーゲンダッツのアイスクリーム

着陸1時間半前に配膳された朝食の焼きそば

あと15分位で着陸。デトロイト郊外の景色が見えてきた。

アメリカの地図を見てアメリカに来たことを実感。

間もなくデトロイト空港に着陸。五大湖の一つエリー湖が見えてきた。

セントレアから飛んで来たA330-200型機

デトロイトメトロポリタン空港に到着し、1時間50分後のフォートローダーデール行きの便に乗り継ぐ。乗り継ぎの待ち時間の時に、乗務を終え勤務はオフになり制服のまま自宅(フォートローダーデール)に向かうハンサムでかっこいい機長と視線が合い会話。アメリカではオフとなれば制服のまま自宅に帰るようだ。なんと奥様は静岡県富士宮市出身だと話し始め、一刻も早く愛妻のもとに帰りたい表情が伝わってくる。すっかり意気投合し、今晩自宅に来ないかとお誘いを受けたが、長時間のフライトで疲れていたので丁重にお断りしました。

DL2442便でデトロイトから南下し、3時間の飛行でフォートローダーデールに到着。アメリカの広大さを実感。

翌朝早速、港周辺を散策。宿泊先は港近くのホテルを選んだので客船が停泊する港まで歩いて行けました。

散歩開始して10分で早くもロイヤル・プリンセスに面会。イギリスのキャサリン妃が命名のロイヤル・プリンセス。プリンセスクルーズ最大の客船を初めて見れて嬉しかった。<ロイヤル・プリンセス>総トン数142,000トン、全長330m、全幅47m、乗客定員3,560名、乗組員数1,346名、就航2013年6月、船籍バミューダ

少し歩いたら向こう岸に4隻を目撃。さすがカリブ海クルーズの発着港!

プリンセスクルーズでは一線を画す新型の船型。

目の前にホーランドアメリカラインの船が停泊。肉眼では船名が読めなかったが、ビスタクラスのウエステルダムであることが後で判明。5年前アラスカのジュノーで見て以来の再会です。

左側の端の船が今日から乗船するロッテルダム。

眼前には5隻の大型客船。さすがクルーズ本場のフォートローダーデール。

ロイヤルプリンセスの近くには洒落た船型のクルーザーが沢山停泊。


船首側面にはプリンセスクルーズのロゴマーク・シーウイッチ(海の女神)が描かれている。

ポート・エバーグレーズ港入口の客船の乗り場ターミナルを伝える電光掲示板。これで見えなかった船名が判明。


ターミナル26で乗船手続きを終え、いよいよロッテルダムに乗船

ロッテルダムは定刻の16時に離岸。船上からインディペンデンス・オブ・ザ・シーズを初めて見る。

ウエステルダム(左側)とアイランド・プリンセス(右側)の前を通り過ぎる。

アイランド・プリンセス(左側)とウエステルダム(右側)

朝の散歩の時に真正面から見ていたロイヤル・プリンセス


ポート・エバーグレーズ港の防波堤を抜け大西洋へ

インディペンデンス・オブ・ザ・シーズがお見送り

南側のマイアミ方面に真っ直ぐに伸び、開放感溢れるフロリダ半島

北側のウエストパームビーチ方面に真っ直ぐ伸びる海岸いよいよこれから15日間の大西洋横断クルーズが始まります。
2017 HALロッテルダム 19日間世界一周の大西洋横断クルーズ
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飛行機と船で19日間世界一周の旅②大西洋横断クルーズ・ロッテルダム号の船内・船外設備編
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