飛行機と船で19日間世界一周の旅④大西洋横断クルーズ・ロッテルダム号で訪れたポルトガル領マディラ諸島フンシャル

飛行機と船で19日間世界一周の旅④大西洋横断クルーズ・ロッテルダム号で訪れたポルトガル領マディラ諸島フンシャル

2017年4月18日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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最初の寄港地は『大西洋の真珠』と称されているポルトガル領マディラ諸島のフンシャル。
一年中温暖な気候で昼夜の寒暖の差も少なく、ヨーロッパでは古くから王侯貴族の保養地として人気のリゾート地らしい。
8日間終日航海でクルーズ10日目の朝、島の明かりが見えた時には本当に感激しました。夜が明けてきたら島全体にオレンジ色の屋根の家が斜面に建ち並びまるで おとぎの国みたい。

10日ぶりに上陸し、早速大西洋に浮かぶ島の観光に出掛けました。


10日ぶりに陸地が見えて、島の明かりが眩いマディラ諸島の西側

フンシャルの中心部

マディラ諸島の東側

夜が明けてきたらオレンジ色の屋根が見えてきました。

今回19日間の海外旅行で現金の所持金は驚くなかれ私は100米ドルと2万円、相棒のIさんはたったの6千円のみ。その代わりクレジットカードの備えは万全です。(私のカード利用限度額合計は500万円)バスやタクシーは現金しか使えないことが多く、日本で大金を両替するよりも外国に行ってから小刻みに現地通貨で両替した方が良いということを聞いていたので、最初の寄港地のクルーズターミナルで先ずはATMで100ユーロをキャッシング。この時、IさんがVISA Debitを使用しているのには感心しました。Debitカードは預金範囲内でしか利用できないので、使用予定の金額だけ預金しておけば万一カードを盗難や紛失した時に被害額を抑えられます。しかも即時決済なので余分な金利もなし。普通のクレジットカードだと利用限度額まで使われてしまう可能性もあります。クレジットカードが日本よりも普及している欧米には街の要所要所にATMが設置されているので、現金の所持金は少ない方が安全だと判断した次第です。船内ではIDカードにクレジットカードを登録しておけばルームキーにもなり、船内での決済手段にもなり、財布を持つ必要がありません。クレジットカードはVISAとMasterと2種類を所持していった方が無難です。

波止場からシャトルバスに乗り、町の中心部へ

ここでシャトルバスを降り、市内を散策

街では明るい色彩の花や果物が目につきました。見たことのない奇妙な花

ヤシの木とロッテルダムが調和していい感じの景色

マディラ諸島の観光案内板

30分程歩きロープウエイ乗り場に辿り着きました。片道10ユーロ、往復15ユーロなので迷わず往復チケットを購入。

ロープウエイで山頂に向かいます。橋桁が高く長い距離を通るので、見かけによらず高所恐怖症のIさんは暫し無言。見晴らしが良くて高い所が大好きな私は身を乗り出して写真を撮っていました。

ロープウエイから眺めるロッテルダムの雄姿

オレンジ色の屋根とロッテルダムの素晴らしい景観

元ロイヤルバイキングと思われる船型の船が近づいてきてバックで入港するようです。

ヨーロッパのリゾート地らしい雰囲気

ロープウエイは乗りごたえがあり景色も最高!

山頂のロープウエイ駅

下りのロープウエイからの景色

ロープウエイを降り、マリーナ周辺を散策しロッテルダムを撮影

観光案内地図でWi-Fiが無料で使えるショッピングセンター(LaVie)を確認し到着。

ショッピングセンター店内では何も買わず、早速Wi-Fi接続し10日ぶりにスマホが繋がり、メールやLINEを送信したり、日本のニュースをチェックしました。

ゴミもなく綺麗な街並み。歩いている人も落ち着いた感じで高級リゾート地という雰囲気。

先程バックで入港した船の船名はBOUDICCA。帰国後に調べたら元ロイヤルバイキングスカイであることが判明。40年位前に当時は最新鋭の豪華客船として世界一周途上で神戸に来港した時以来。40年ぶりに異国の地で憧れの女性に再会したような感じでした。

戻りはシャトルバスには乗らず、ロッテルダムが接岸している波止場までV字型に町を歩いて帰りました。

超有名な現役サッカー選手クリスチアノ ロナルドの銅像。フンシャルが生まれ故郷らしい。

市内バスの路線図

フンシャルには赤色と黄色の2階建オープンバスが運行されており、黄色の遊覧バスに乗車し市内見物をしました。(18ユーロ)

2階席で屋根がなく開放感抜群

先程乗ったロープウエイをバスから見上げます。

バスは斜面を上っていき、見晴らしが良くなっていきます。

こんな狭い道路をスレスレで走っていきスリル満点。

右側の波止場にロッテルダムの後姿が見えます。

バスの折返し地点Pico dos Barcelos(海抜365m) 

樹木もカラフル

高台に建つ教会

BOUDICCAを真横から撮影<BOUDICCA>1973年建造後、船体延長工事を1982年に実施総トン数21,891トン→28,670トン、全長177.8m→205.5m、全幅25.2m、乗客定員567名→804名旧船名 ROYAL VIKING SKYとして活躍後、SUNWARD→BIRKA QUEEN→SUNWARD→GORDEN PRINCESS→SuperStar CAPRICORN→HYUNDAI KUMGANG→SuperStar CAPRICORN→GRAND LATINO→BOUDICCAと改名。

BOUDICCAの後姿

ロッテルダムの船尾船名と母港名が同じは希少価値あり!

波止場の壁に描かれたフンシャルに訪れたクルーズ客船の名前とイラスト。世界一周の途上訪れた飛鳥Ⅱのイラストも。

船尾のデッキでフンシャルの町を眺めながら談笑する乗船客

BOUDICCAに見送られ、午後5時に出港。

防波堤を抜けて大西洋へ。明日は再び終日航海で次の寄港地スペインの南西部のカディスへ向かいます。

シリーズ

2017 HALロッテルダム 19日間世界一周の大西洋横断クルーズ

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