
飛行機と船で19日間世界一周の旅⑤大西洋横断クルーズ・ロッテルダム号で訪れたスペインのカディス

mr. shibata
1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。
プロフィールを見るロッテルダムはポルトガル領フンシャルを出港し、終日航海した翌日に2番目の寄港地のカディスに入港しました。
ヨーロッパの中で最も古い町の一つで、クリストファー・コロンブスが2回目と4回目の航海に出た港町としても有名です。
大西洋へのアクセスが良く、海外との貿易拠点として栄え、歴史的な建造物も多く、青空と大西洋を背景に旧市街の素晴らしい景観を眺めることが出来ました。
コロンブスやマルコポーロが未知の大陸を目指して大航海に挑んだ時代に思いをはせ、ロマンチックな雰囲気が漂う港町でした。
カディスを出港した後は、いよいよジブラルタル海峡を抜けて地中海に入ります。

ロッテルダムはフンシャルを出港した後、1,000km離れたイベリア半島の先端部のカディスを目指して大西洋上を航海中です。

カディスに到着し下船したら、真っ先にWi-Fiスポットへ。クルーズターミナルには無料のWi-Fiスポットがあり、乗船客は観光よりインターネット接続を優先して一生懸命にメールをチェックしていました。

早速、埠頭周辺を散策。帆船が出港していきました。

旧市街の中心部にある市庁舎

市庁舎前に広がるサン・ファン・で・ディオス広場

訪れた町の歴史と素顔に触れるには旧市街に足を踏み入れるのが一番。ぶらりと散歩しタウンウオッチング。

狭い道が縦横に走る旧市街。ここには地元の人ばかりで観光客は見かけませんでした。

旧市街には優雅でクラッシックな建物が立ち並んでいます。

カディスにも赤い2階建遊覧バス。埠頭に乗降場があり、散策した後に利用しました。(18ユーロ)

2階建オープンバスに乗り、市内観光巡り

16世紀末に要塞として建てられたPuertas de Tierra

サンタ・カナリア城

カディスの新区にあるビーチPlaya de la Victoria

市内観光バスはHOTEL PLAYA VICTORIAの前で折り返し Uターン

旧市街から海岸通りに抜けると大西洋の美しいビーチが広がっています。



バロック様式のカテドラル(Catedral)

青空と白亜の建物が眩い


カディスは銅像が多く至る所にありました。OBSEQUIO DE VENEZUELAの銅像


西海岸に面したヘノベス公園(Parque Genoves)


1812年憲法の記念碑

カディス湾に架かる全長3.2kmの大橋(Puente de la Pepa)

大橋のPuente de la Pepaを背景にしたカディス港

現在のカディスは造船業が盛んな港湾都市で、発注元はロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)と思われる客船が建造中でした。

帰国後、船に詳しい友人からの情報でこの船は建造中ではなく改装中のLegend of the Seasである事が分かりました。トムソン クルーズに売却され、新しい船名はTUI Discovery2

カディス港で憩うロッテルダム


ロッテルダムの右舷船首

間もなく出港。船上よりカディスの町を望む。


対岸にはカナリア諸島航路のフェリーが停泊左はALBAYZIN、右はVOLCAN DE TINAMAR

コの字型の狭い港内をタグボートなしで自力で180度旋回し離岸する光景は素晴らしく、船の引き波と渦巻きは圧巻でした。

カモメが見送ってくれました。

防波堤を通過してからパイロットは下船し、デッキで見守っていた乗船客一同で手を振って見送りました。ロッテルダムは今晩ジブラルタル海峡を通過。平均速力14ノットで300km離れたマラガにゆっくりと向かいます。
2017 HALロッテルダム 19日間世界一周の大西洋横断クルーズ
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飛行機と船で19日間世界一周の旅⑥大西洋横断クルーズ・ロッテルダム号で訪れたスペインのマラガ
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