2. DCLへチェックイン
DCLの乗船キット

2. DCLへチェックイン

2023年5月15日 00:07
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mr. techi

1993年に飛鳥の内覧会に参加し、1995年にOne Nightに乗船してから年に1回の国内船乗船を楽しんでいました。その後、そこにFly & Cruiseでの外国船が加わり、2010年のRCIの日本発着開始と共に、乗船機会が増え、今では年に3〜4回のクルーズを楽しんでいます。 ですが、普通に働いているのでショートクルーズがメインです。

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1998年のディズニー・クルーズ・ライン(DCL)就航開始当時、本来はオーランド空港に専用のバスが迎えに来ました。しかし、日本からの手配旅行として旅行を組んだことと、到着時間が他のゲストと異なるため、現地代理店のバンによるピックアップでボードウォークまで行きました。
 ボードウォークでは、通常のホテルのチェック・インとは若干異なり、DCLへ のチェック・インを行います。

事前に送られて来た Your Travel Booklet という小冊子から宿泊券、クルーズの規約に対する承諾書、クレジットカードの登録書、ケープ・カナベラルへの移動バスの登録書等を切り取り、サインをします。パスポートを提示して、事前に作成しておいたバハマへの入国審査書も提出します。クルーズのチェック・イン書類には、名前やサインのみならず住所を書くものもあるため、ちょっと面倒でしたが、これまでの経験から、住所をローマ字で書いたカードを持って行ったのが、ここで役立ちました。
今回はWDW3泊、Disney MAGIC 4泊の one-week cruise ですが、ホテルのキー、アンリミテッド・マジック・パス(実際は前泊の4日間)とクレジットカード機能の付いたホテルIDを、各自の名前で別々に発行してくれました。通常の宿泊では、代表者名の入ったホテルIDを必要な人数分発行(ID番号の末尾を 01、02とすることで各カードを区別)しますが、クルーズのゲストは違っていました。

クルーズと通常の宿泊では、カードのデザインは同じですが、名前が個人名に成る以外にも記述に違いがありました。クルーズ用はカードの右端に、アンリミテッドの有効期間、ADULTの記述の右側に★印、その下の名前の横にはC/Oという記述です。意味は判りませんが、ホテルIDを見ればクルーズの乗客であることを知ることができます。

そうそう、バハマへの入国審査書ですが、多くの海外旅行では到着の航空便名を書きますが、今回の場合は"SEA"と書き込んだのが、ちょっと嬉しかった二人でした。
 いよいよ、出会いのDCLの旅の始まりです。
 到着日は、既にボードウォーク内に有るクルーズ・デスクが閉まっていたために、ポート・カナベラルへ移動するバスの予約確認ができませんでした。そこで翌日、デスクへ確認に行きました。
 青色のジャケットがユニホームのクルーズ・デスク専任のキャストさんに尋ねると、ボードウォークからのピックアップのバスは、午後1時出発ということでした。ホテルのチェック・アウトは11時だし、ポート・カナベラルまでは1時間ちょっとの道のりと聞いていました。乗船手続にも時間が掛かるかもしれません。船上での昼食も遅くなります。

そこで、もう少し早い時間にピックアップして貰えるバスは無いか交渉してみました。ピックアップはホテル毎に時間をずらしながら行われるそうですが、11 時前後に出発するホテルには、グランド・フロリディアン(10時半集合11時発)、コンテンポラリー・リゾート(11時半集合12時発)、ポート・オーリンズ(10時半集合11時発)などがあるようでした。
 バスの空き状況を確認して貰い、後日、ポートオーリンズ10時30分集合、11時出発のバスに乗れるとの連絡が来ました。

移動の前日、ボードウォークの部屋に戻ると、ナイト・テーブルの上に1枚のカードが・・・

「ゲストの皆様へ
 ボードウォークやWDWで楽しく過ごされたことと思います。忘れられない思い出は始まったばかりです。さあ、バケーションのDCLパートへ旅発ちの時です・・・」
と共に、注意事項が書かれていました。
・ Express Check-Out のすすめ
・ Key To The World(ホテルID)をお忘れなく
・ 荷物のピックアップは朝8時です
・ バスはホテルの前から1時出発です

カードを裏返すと、旅行バックを持ったミッキーがこちらを振り向きながら、Disney MAGIC に勇んで乗り込もうとしているイラストです。
「さあ、行こうよ!」という声が聞こえて来そうで、気持ちは早くも船上へ!

シリーズ

Disney Magic 乗船記 in 1998

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