
8. 夢の始まりはいつも・・・

mr. techi
1993年に飛鳥の内覧会に参加し、1995年にOne Nightに乗船してから年に1回の国内船乗船を楽しんでいました。その後、そこにFly & Cruiseでの外国船が加わり、2010年のRCIの日本発着開始と共に、乗船機会が増え、今では年に3〜4回のクルーズを楽しんでいます。 ですが、普通に働いているのでショートクルーズがメインです。
プロフィールを見る出港は午後5時です。 どこで出港の時を迎えるかを迷いながら4デッキへ行き、その後9デッキへ上がりま した。4デッキは、甲板に出れるデッキでは最も客船ターミナルに近く、陸との最後コ ミュニケーションを取るには良いのでは、と考えました。紙テープを投げたり、声を掛 け合う光景が見れるか(^^) 、と思ったんですが、もうすぐ5時だと言うのに、客船タ ーミナルには作業をするキャストさん以外に人影は無く、定時に出港できるの、と思う ような雰囲気すらありました。また、デッキにも人はまばらで、「あれっ?」っていう 感じでした(^^;)。
そこで、9デッキです。このデッキには、ライブ演奏のバンドがいるため、出港を祝 うパーティが行われるのではないか、と思ったんです(そういう船もあるらしいと聞い てたんです)。こちらは、既にリゾート体制に入っていてデッキ・チェアーでくつろい いる人もいます。何人かが9デッキや10デッキの右舷側の手すりにもたれたり、ソフ ト・ドリンク(9デッキには、24時間フリーのドリンク・バーがあります)を飲みな がらテーブルに座って、出港を待っています。
私達は、ライブ演奏のバンド近くのテーブルに座りました。ところが、しばらくすると、いきなり汽笛が鳴りました!
就航を報じるニュースで聞いた、「星に願いを」の最初の2小節です。「えっ?」と 思って、右舷の客船ターミナル側を覗き込むと(テーブルからは客船ターミナルが見え ませんでした)、何と動き始めてるではないですか!
時間は、ぴったり5時です。更に、汽笛がもう一度!
さっきまで殆ど人のいなかった岸壁では、客船ターミナル勤務のキャストさん30人 程が一列に並んで手を振っています・・・
こうして、Disney MAGIC は私達が気付かぬほど静かにゆっくりと、夢の船路に動き 出したのでした(^^)。そう、いつだって夢は気付かぬうちに始まるんです。
Disney Magic 乗船記 in 1998
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9. 個性あふれるレストラン
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