出張時の行き抜け(その7)冬の中東クルーズ アブダビ
アブダビのルーブル美術館

出張時の行き抜け(その7)冬の中東クルーズ アブダビ

2020年3月28日 13:13
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mr. minamiku

アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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コロナ騒ぎ真っ只中のドバイ

2月の末に、再び中東出張の機会を得ました。アラブ圏内は、休日が金曜日と土曜日であり、日曜日は仕事が始まることから、金曜日の週末の土曜日に移動しました。
日本では、ダイヤモンドプリンセスでの大騒ぎが峠を越した、2月29日のドバイ空港。これは危ないなぁ〜と感じた次第です。

出口を出たら、MSCとPullmanturのプラカードを持った旅行会社の人と、大勢の旅行客でごった返していました。最近は、冬場の観光シーズンに中東のドバイ発の1週間クルーズが盛況で、年々運行する船が増えていっているようです。

アブダビのルーブル

羽田を金曜日の夜中(土曜日の0時過ぎ)に出るエミレーツは、朝ドバイに到着します。そのままタクシーでアブダビに移動。ドバイの街は、いつも通り砂埃に霞んでおり、喉が砂でいがらっぽい。霞んだブルジュハリファを横目に見ながら、タクシーは南下すること1時間30分程度でアブダビの街に入りました。土曜日の休日で時間があるので、モールで昼食後に新しく出来てまだ行っていなかったルーブル美術館のアブダビへ行ってみました。

絵画中心ではなく、歴史に基づいて同時期における世界の変遷を比較した展示や、時代の異なる世界各地の美術品がある共通項を持って作られたことを示す展示、更にはユダヤ、キリスト、イスラム、仏教、ヒンズー教など主たる宗教の共通点と発展の歴史の展示などが主なテーマでした。イスラム圏で、東西の交易の要所であった中東アラブ首長国から見える世界観などパリのルーブルとは異なる視点で且つ、宗教に対する比較的客観的な展示には好感が持てました。中東に行かれた際には是非足を延ばすことをお勧めします。展示物の中には、流通に用いられたのであろう、小型帆船も停まっていました。

土曜日は2隻のクルーズ船

ルーブルの外れから、港に停泊中のクルーズ船を撮りました。逆光、砂埃、iPhoneのズームで写真が霞んでいますが、手前がTui、奥がRoyal Caribbeanの2隻のクルーズ船です。TuiはMein Schiff(何号かは不明)奥のRoyal Caribbeanも大型でした。Spectrumぐらいでしょうか?

さらに、翌日曜日は、仕事中だったので写真は撮れていませんでしたが、MSCが2隻。多分、昨日ドバイでプラカードを持っていたMSCがドバイから回ってきたのでしょう。船名はわかりませんでしたが、Liricaクラスの中型船とBellissimaと思われる大型船。以前に乗ったSplendidaよりは明らかに大型でした。
このシーズンの中東は、砂っぽいところを除いては、アラビア湾の風は気持ちが良く、ホルムズ海峡でのキナ臭さはありますが、行ってみたいクルーズの一つです。

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