クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間の旅⑧香港⇒中部国際空港

クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間の旅⑧香港⇒中部国際空港

2018年4月7日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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 東南アジア周遊クルーズも終わり、とうとうクイーンメリー2とお別れする日が来ました。下船してから船の近くにいると未練が残るので香港観光はその日はしないで、真っ直ぐ帰途につきました。
 帰りの飛行機はLCC(格安航空会社)のホンコンエクスプレス。今迄にLCCの飛行機に乗った事がなく一度乗ってみたいとかねてより思っていました。午後12時出発で午後5時に中部国際空港へ到着し、時間的に楽なホンコンエクスプレスを選びました。運賃を調べていて驚いたのが日によってかなりの料金差がある事。あいにく3月31日は香港のイースター休日の最中で料金は高めでした。(香港⇒名古屋の航空運賃は海外諸税含めて48,100円)2日後なら半額以下でした。
 隣の席には30代後半と思われる香港人の夫婦(両親と子供を含めて6人連れ)が座っており、これから日本のどこを旅行する予定かと尋ねたら1週間かけてレンタカーで名古屋から白川村、高山、長野、東京方面などを回るとの事。白川村や高山は雪は降らないかと尋ねられ、季節的に大丈夫だと拙い英語で説明したら喜んでいました。
日本人が親を連れて家族揃って日帰り温泉に行くような感覚で香港の人はLCCを利用して日本に来ており、時代は変わったと思いました。LCC登場で格安で気軽に海外旅行ができるようになり、日本にも大勢の海外旅行客が訪れているのを垣間見ました。


カイタッククルーズターミナルからタクシーを利用し香港国際空港に向かいます。タクシーの車窓から九龍半島とランタオ島を結ぶ橋を望む

トランクが閉まらないのでスーツケース3個をこんな風にして積み込み、ビックリ仰天!トランクを開けたまま高速道路を走るなんて日本ではあり得ない!

香港国際空港(チェクラップコク国際空港)の第1ターミナル。ターミナルに入った途端、広大なスケールと人の多さに驚きました。

第2ターミナルで出国審査や保安検査場を抜けた後、エスカレーターに乗ったり歩いたり。かなりの距離を歩き、連絡シャトル電車に乗り搭乗ゲートへ

これから乗り込むホンコンエクスプレスの飛行機

LCC(格安航空会社)のため、乗客は機内で提供される食事や飲み物、優先席、優先チェックインなどのサービスには追加料金を支払う必要があります。 航空運賃の区分により、受託手荷物の制限があり、受託手荷物に追加料金を支払わなければならない場合もあります。

機体はエアバスA320

座席に配置の安全ガイドと機内食ガイド

LCCだけに座席の間隔は窮屈で液晶ディスプレイもありません。4時間のフライトだから我慢。

さすがアジアを代表するハブ空港。離陸を待つ飛行機が連なっています。

定刻時間より30分近く遅れて離陸し、香港とも お別れ!

左側の窓側の席を選んだので、下界の景色が良く見えラッキー!

香港の中心部の景色が見えてきました。

目を凝らすと何と眼下にクイーンエリザベスとクイーンメリー2!!!

身体をねじりクイーンエリザベスとクイーンメリー2を見続けています。

水平飛行となり、インターネットで事前予約している乗客に弁当が配られ始めました。LCCだから機内食は黙っていてサービスされる訳でもなく、前もって注文しなければいけません。

事前予約しておいた「和風お蕎麦弁当」。中味は大したことはなく料金は105HKD(約1,500円)と高い感じがします。インターネット予約者にはミネラルウォーターがサービス。食べる時は狭くて窮屈ですが、LCCだから我慢我慢!隣りの人はカップラーメンを食べていました。

座席は左右3席で60列。座席の間隔が狭いので、香港までの4時間位のフライトが自分には限界。普通ならアルコールドリンクを飲みながらくつろげますが、あまり飲むとトイレに行きたくなるから飲む気になれません。液晶ディスプレイがないので、航続距離や高度や今どこを飛んでいるのかも分かりません。本でも持参しないと座っているだけで退屈です。

4時間飛行し、眼下に揖斐川、長良川、木曽川の木曾三川が見えてきました。もうすぐ名古屋。

名古屋駅界隈の高層ビル群が見えてきました。

続いて名古屋港の名港トリトンが見えてきました。

続いて海釣り公園の高潮防波堤が見えてきました。

中部国際空港連絡道路の橋が見えてきて間もなく中部国際空港。風向きの関係で今日はいつもとは逆の方向から進入して着陸するようです。

フラップ全開し着陸。10日間の旅を終え、無事に中部国際空港に戻って来る事ができました。

シリーズ

2018 クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間

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