ノルウェージャン・ジュエル 太平洋横断クルーズ20日間の旅⑥スワード

ノルウェージャン・ジュエル 太平洋横断クルーズ20日間の旅⑥スワード

2018年10月11日 00:00
mr. shibataのアイコン

mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

プロフィールを見る
 クルーズ7日目。午前7時にノルウエイジャンジュエルはスワードに入港。
スワードはアラスカ北部のキーナイ半島東部に位置し、氷河を頂いたキーナイ山脈が間近に迫り、穏やかな湾に面した町です。
一般的にアラスカクルーズではジュノーやスキャグウエーまでしか北上しませんが、本クルーズではアンカレッジから180kmほど南のスワードにも寄港するのが魅力のひとつです。
 地球儀でスワードの位置を確認すると北極にかなり近づいています。
ひょっとしたら今晩はオーロラが見えるかも?

スワードではオプショナルツアーのAlyeska Resort Tram & Wildlife Centerに参加(199$)。ガイドも兼務する観光バスの運転手さんが説明する英語はとても聞き取りやすいと思ったら、1980年代からアラスカに移住したと言う日本人の方でした。

観光バスから見る景色

アラスカ鉄道の線路。アラスカ鉄道はスワードからアンカレッジを経由してフェアバンクスまで続く。アラスカの観光シーズンは終わり、1週間前にアラスカ鉄道は休止しており、乗りたかったが乗れず残念。

観光バスはキーナイ・フィヨルド国立公園の方に向かいます。

やがて観光バスはワイルドライフ・センター(Wildlife Center)に到着。キーナイ・フィヨルド国立公園は野生動物の宝庫なので、ここでは野生動物が放し飼いにされおり、1時間ほど園内を散策しました。

幼いELKの子がお乳を飲んでいます

ELKの3兄弟が記念写真に応じてくれました。

左下に熊が寝ています

狼が昼寝

Caribouも昼寝安心して過ごせる環境なので昼寝している野生動物が多いみたい。

野獣と仲良しになり記念写真

次の目的地はAlyeska Resort。本来はスキー客用のゴンドラに乗って昇ります。 

ゴンドラからの景色信州の白馬のゴンドラからの景色に似ている。

ゴンドラ終点からTurnagain湾の入江を望む

山頂に昇ったら だんだん晴れて視界が良くなってきました。

森と湖に囲まれて瀟洒な感じのAlyeska Resort 湖面にホテルが映り美しいこの一帯は一昔前に西武グループが開発し、現在は現地資本に売却されたとの事。

Alyeska Resortのロビーで休憩白馬東急ホテルのような雰囲気

Alyeska Resort からスワードへの帰り道で休憩した所の秋景色

さすがアラスカ。9月下旬で早くも紅葉

観光バスはAlyeska Resortから2時間程走り、スワードの町に戻ってきました。スワードの町から見える勇壮な山

スワードのレザレクション湾で憩うノルウエイジャンジュエルを対岸から撮影。

スワードを午後6時に出港して間もなく夕暮れを迎えました。夕焼けに残雪が反射してとても綺麗でした。

キーナイ半島の見事なサンセットこのあとひょっとしたらオーロラが見えるかもと期待しましたが、残念ながらオーロラは現れませんでした。

シリーズ

2018 ノルウェージャン・ジュエル 太平洋横断クルーズ20日間の旅

シリーズページを見る
現在 6 本目
ノルウェージャン・ジュエル 太平洋横断クルーズ20日間の旅⑦ペトロパブロフスク

次の記事

ノルウェージャン・ジュエル 太平洋横断クルーズ20日間の旅⑦ペトロパブロフスク

関連する乗船レビュー

コメント

まだコメントは投稿されていません。

コメントを投稿する

コメントの投稿にはログインが必要です。

Shibata Blog

このブログについて

Shibata Blog

Shibata Blog

このブログの他の記事

ブログの一覧へ
MSCベリッシマでMSCヨットクラブを体験

MSCベリッシマでMSCヨットクラブを体験

#MSCヨットクラブに乗船のチャンスが到来  日本に来港したクルーズ船で最大のMSCベリッシマに一度は乗ってみたいと前々から思っていた。そしてヨットクラブを利用した船友達から体験談を聞いて、いつかヨットクラブを是非体験したいと思っていたが、チャンスが到来した。 自分にとってはヨットクラブは高嶺の花と思ってい

記事を読む
初代・飛鳥の1991年クリスマス・デビュー・クルーズの思い出

初代・飛鳥の1991年クリスマス・デビュー・クルーズの思い出

飛鳥Ⅱが2025年に最後の世界一周クルーズ、飛鳥Ⅲが2025年夏に就航を予定しており、日本のクルーズ船は新しい時代を迎えるが、初代の飛鳥が1991年に日本最大の客船として就航した時に一人の熱烈な船旅愛好家(故 久米生光さん)により、完成したばかりの飛鳥を全船チャーターし、クリスマス直前に名古屋~神戸~名古屋・2泊3日

記事を読む
待ちに待った国際クルーズ船の来港

待ちに待った国際クルーズ船の来港

いよいよ3月から外国籍船の国際クルーズが再開されました。欧米では半年以上前から国際クルーズが本格的に再開されたので、昨年10月にスペインのバルセロナに飛んで再開後のクルーズを体験してきましたが、バルセロナ港ではクルーズ船がたくさん来港しており、いずれも乗船客がいっぱい。世界中の人達がクルーズ再開を待ち望んでいたことを

記事を読む
クルーズは世界平和の象徴

クルーズは世界平和の象徴

#遠くなったロシア  ロシアがウクライナに侵攻してから100日以上経過するも一向に収まる気配がない。 ロシアは世界から孤立するばかりである。 コロナ禍で海外旅行に出掛けられないと思っていたら今度はロシアのウクライナへの侵攻で行けなくなり何とも恨めしい。 知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZU

記事を読む
ますます進化する新造フェリー

ますます進化する新造フェリー

11月20日に就航したマリックスラインのクイーンコーラルクロスの処女航海に乗船してきました。 生活物資を運び、島民にとっては生活の要で離島航路の期待の新造船なので、初就航クイーンコーラルクロスを祝して、どこの寄港地でも島の人達から盛大な出迎えや見送りをしてもらい、快適な船内で今迄のフェリー旅とはひと味違う楽しい船旅

記事を読む
ワクチン効果でコロナ収束後の海外旅行解禁、海外からのクルーズ客船の受け入れはいかに?

ワクチン効果でコロナ収束後の海外旅行解禁、海外からのクルーズ客船の受け入れはいかに?

大規模接種センターが開設されたお蔭でやっと予約ができ1回目のワクチン接種ができた。4週間後にもう1回接種しなければならないが、1回目接種だけで何という安心感!?  今まで新型コロナウイルスの感染者数が脅威的なパンデミック状態で鎖国状態だった欧米各国はワクチン接種率が高まり、アジア各国よりも一気に優勢となり、満を

記事を読む