ニューアムステルダム号で行くカリブ海縦断・パナマ運河横断・中米周遊クルーズ⑨サンディエゴ

ニューアムステルダム号で行くカリブ海縦断・パナマ運河横断・中米周遊クルーズ⑨サンディエゴ

2019年3月19日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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 クルーズ15日目にアメリカのサンディエゴに入港しました。いよいよ下船でニューアムステルダムともお別れの時が来ました。
サンディエゴにはアメリカ海軍の大きな基地があります。ニューアムステルダムが着岸したブロードウェイピアの横には、かつて横須賀を母港にしていた空母ミッドウエイが係留されており見学。その後遊覧船に乗ってサンディエゴ湾を1時間周遊。サンディエゴにはアメリカ海軍の基地があり、湾内には20隻以上の軍艦や空母が停泊しており、アメリカの軍事力を見せつけられました。
 次はTrolleyと呼ばれる電車の1Day passを購入し、メキシコとの国境があるSan Ysidroまで行き変化に富んだ車窓風景を楽しみました。ブルーライン・オレンジライン・グリーンラインの全線を乗ろうと試みましたが、グリーンラインの途中の駅から工事でバスに振り替わっており断念。このあとは翌日利用する空港の下見を兼ねて空港までタウンウオッチングしながら散策し、挙句の果ては歩いてホテルに帰りました。

クルーズ15日目の朝デッキに昇るとニューアムステルダムは既に最終目的地サンディエゴに入港していました。隣の埠頭には空母ミッドウエーが見えます。

サンディエゴ入港を歓迎するかのようにカモメが手摺りの上にとまっていました。

デッキからヨットハーバーのすぐ向こうにサンディエゴ空港の滑走路が見えます。空港は港から1km位の距離なのでクルーズ発着港としてはとても便利。

ブロードウエーピアに停泊のニューアムステルダム下船する時に親しくなったクルーが『See you next time!』と見送ってくれました。

下船した後は宿泊先のシェラトン サンディエゴ ホテル&マリーナに直行。船からホテルまでのシャトルサービス付きで楽々移動。

ホテル最上階に昇りニューアムステルダムをパチリ。荷物を部屋に置いて早速サンディエゴ観光に出かけます。

サンディエゴの市街地から空港までは近く、絶え間なく飛行機が離発着。フォートローダーデール同様にサンディエゴもFly & Cruise。さすがアメリカ!

ニューアムステルダムが着岸した埠頭のすぐ横に空母ミッドウエイが博物館として係留。サンディエゴ観光では真っ先に空母ミッドウエー艦内を見学(シニア料金20$)しました。

空母ミッドウエーは第二次世界大戦後に就役し、ベトナム戦争や湾岸戦争に参加

<ミッドウエー・シップデータ>基準排水量45,000トン、満載排水量70,000トン、全長305m、全幅79m、喫水10.7m、飛行甲板全長298m、飛行甲板全幅79m、速力33ノット(61km/h)、乗員4,712名

まるで都会の道路を歩いてるみたい!船上とは感じられない広大な飛行甲板

飛行甲板からニューアムステルダムを望む

サンディエゴはアメリカ海軍の太平洋艦隊の主要な母港である事を示す案内板

飛行甲板には戦闘機やヘリコプターが展示され触れるのもOK

退艦した空母とは言え、正真正銘の本物なので凄い迫力

海岸通りからミッドウエー船尾を撮影

海岸通りは市民や観光客の憩いの場となっています。

空母ミッドウエーを見学した後は遊覧船でサンディエゴ観光これから乗船するハーバークルーズの遊覧船(25$)

遊覧船から望むニューアムステルダム

遊覧船からサンディエゴの町を眺めると真新しい高級マンションが林立

遊覧船から見るミッドウエーの船首

遊覧船からニューアムステルダムを望む

空母ミッドウエーと市街地

湾内は颯爽とヨットやモーターボートが行き交う

この風景とアメリカ国旗が良く合う

クルーズ中は天気には恵まれてずっと晴天続き。乗船客の皆さんも気持ち良さそう!

サンディエゴとコロナド島を結ぶコロナド橋曲線が美しい!

アメリカ海軍太平洋艦隊の基地があり、湾内には20隻以上の駆逐艦、巡洋艦や空母が停泊。世界最強のアメリカの軍事力を見せつけられました。

遊覧船は1時間周遊し桟橋に戻ってきました。

遊覧船に乗った後は電車に乗りに行きます。サンディエゴ トロリーは昼間は数分間隔で運行。1Day passを購入すれば5ドルでサンディエゴの市内を移動できてとても便利です。シビックセンター駅

こんなレトロな車両も

トロリーの路線は「UC San Diego Blue Line」「Sycuan Green Line」「Orange Line」の3路線ブルーライン・オレンジライン・グリーンラインの全線を乗ろうと試みましたが、グリーンラインの途中の駅から工事でバスに振り替わっており半分位乗った所で断念。

駅には改札は無く、設置されている自販機でチケットかカードを購入して乗車。1dayなどの乗り放題券は、駅にある自販機でコンパスカード(Compass Card)を2ドルで購入してチャージします。

ブルーラインの車窓風景LRT仕様の車両ながら時速100km近い速度で軽快に走行します。

ブルーライン終着のSan Ysidro駅メキシコ国境にある駅

線路はここまで。メキシコ国境の様子を見たいと思いましたが、出入国チェックが厳しそうで断念して引き返しました。

トロリーの車内風景

グリーンラインのオールドタウン駅からは工事中でバスに振り替わっており、ミドルタウン駅まで戻って下車。ミドルタウン駅から翌日利用する空港の下見を兼ねて空港まで散策し、広大な空港周辺をウロウロ歩いてホテルに帰り、サンディエゴ観光は終えました。いよいよ明日は5時に起きて飛行機に乗って帰国の途に就きます。

シリーズ

2019 HALニューアムステルダム カリブ海縦断・パナマ運河横断・中米周遊クルーズ

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ニューアムステルダム号で行くカリブ海縦断・パナマ運河横断・中米周遊クルーズ⑩ニューアムステルダム船内生活編

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