キャプテンズテーブル             2017年-Le Lyrial

キャプテンズテーブル  2017年-Le Lyrial

2018年10月7日 11:04
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mr. takeshi_kimi

サービス業出身のため、非常に厳しい評価になってしまいます。辛口コメントをお楽しみください。2016年よりPonant リピーターです。船のサイズ感、航路のバリエーションとフランス船ならではのセンスが気に入っています。

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ジャンヌ モローで意気投合!

テーブルに恭しく案内されると、座席にネームプレートが置かれていた。きゃー、キャプテンの隣だわ。いつものソムリエのお兄さんも、びっくりしたよー、二人の名前があったから嬉しくなったと。

ほかにオーストラリアからきた熟年カップルが二組。彼らは私たちが下船後もそのままアドリア海を巡り、秋にまたにスペイン方面を巡るという。引退後のクルーズ三昧。うらやましい限りだ。永らく香港、シンガポールに駐在した一組のご主人は、日本にもよく訪れていたそうだ。日本は好きだが接待ゴルフが苦痛でしかたなかったという。早朝から一日仕事のゴルフで拘束されるのにどうしても理解できなかった。御意に。海外ではハーフで悠長にビール飲んで休憩しないからね。プルカートでガンガン回っちゃうし。

話題はその日の寄港地アマルフィに。意外にも大衆的なところでイメージが違っていたことが印象的だったが、オーストラリアンにとっては、階段が多くて容易でない!ときたもんだ。クルーズは若い時に楽しむべきだと力説していた。

そして、このテーブルに招待されると何が違うか! それは食事の内容とワイン!ほかで出されないロニオン ド ヴォーの一皿は絶品だった。デキャンタリングされたマルゴーをここぞとばかりグビグビいただきながら、キャプテンの話に酔う。話は航路のフィスカルドからストロンボリに至り、そこから映画のストロンボリを知っているかという話になった。バーグマンがハリウッドから追放されることになったいわくつき作品ということは理解しているものの実は観たことがなかった。そこからどんどん話が逸れて、ジャンヌ モローに話が飛んだところで、もしかして?、と、年齢を聞くと、同い年でしたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そこから、パリはどこ生まれ?パパは何してたの?なぜこの世界に、とすっかりお友達状態。

とても良い体験ができポナンに感謝!

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