ダイヤモンドプリンセス秋の大航海乗船記２－私のお気に入りイベント

残すところ横浜まで２日のシーデイとなりました。

今までもプリンセスでは終日航海日のイベントが多いと書いてきましたが、長いクルーズの最終になると顔見知りも増え、あちこちでおしゃべりの花も咲き、なおかつ、おしまいに行われるイベントがあるので本当に忙しくなります。

勿論、何もせずゆったりも続けられますが、私個人はあちこちでおしゃべりしたり参加したりする方なので、スケジュールを組まなければ食事時間も無くなりそうなくらいです。

今回は、世界のダンスのイベントにフラメンコが入っていたのと、ポップコワイヤというコーラスにも参加したので本番向けの練習やリハーサルもありましたし、中を縫ってトリビアやほかのダンスなどにも参加しまくりです。

パートナーは出たいものだけ出て、あとは読書にいそしんだり、ジムに行ったり、ばらばらでも時間をきめてお茶したり食事をしたリ、なんとも充実したシーデイを過ごしました。

フラメンコは今まで船では出会えなかったイベントで志摩のスペイン村でフラメンコダンサーをしていて今、ダイヤモンドプリンセスダンサーズの一員であるアルベルトさんがいたので楽しむことができました。

誰でも踊りやすいルンバで明るく楽しく踊れます。

コーラスはいつも同じようないくつかのポップから選んで３曲くらいを男女混声で楽しく歌います。

楽譜はなくて歌詞の紙だけをもって練習して発表会のようにイベントの中でうたいます。

上手でなくてもみんなでうたうので楽しいんでできればいいのですし、仲間ができて楽しい催しです。

此方も指導できるスタッフがいる時といない時で、あったりなかったりするものです。

そして、最終のシーデイの午後にみんなでアトリウムで踊ったり歌ったりします。この日はパッキングもあって忙しいのですが、この最終イベントは盛り上がるので、ぜひ見てほしいです。

参加するなら、いくつでも出られますし、よそではなかなか、無料でこれだけのことは出来にくいと思います。

今言ったもののほかに、ウクレレやフラダンス、よさこい、盆踊り、などもあります。シーデイが多くて寄港地が少ないと退屈しそうと思われる方は多いようですが、ダイヤモンドプリンセスの船内ではやる気さえあれば退屈とは無縁かもしれません。

私のお気に入りイベントは、言わずもがなのトリビアで、日本語ではクイズになっています。

問題も多種多様、ジャンルも多いし、英語のほうに出れば英語の訓練にもなりますので、本当に役に立ちますよ。

外国の友人を作るのも手っ取り早くできてしまいます。

おおよそ、イベントに参加すれば、それに興味のある人が集まっているので、共通の興味を共有することになります。

話も弾みますし、盛り上がります。

そうして、たくさんの知り合いができてきて、横浜でお別れのあいさつに忙しくなります。

最近は　メールやフェイスブックがあるので　下船前にやりとりすることも多いのですが、実際に戻ってからも連絡を取り合う人は意外と少なくなります。

全員と連絡していたら大変なことになりますし、それはそれで、いいと思います。

本当に縁のある人とは　別の時に船上でまた巡り合うことがあります。

世界には２００００のクルーズがあって、４００以上の船が行き来しているのに、船内でだって数千人が乗船しているのに、会う人には　また会ってしまいます。うれしい偶然ですね。

その日のために、思い出は　鮮明に残しておきたいといつも思います。

期待せずに偶然の遭遇をしたときには本当にうれしいです。

クルーズ船は広いけど、ある意味運命共同体。

世界中の人と知り合える場としては恰好の安全な空間です。

乗れば乗るほど世界は広がります。

このようにして、私の中毒は深まっていきます。

皆様もぜひお誘いします。

また次のクルーズにむかって、いろいろ思いを馳せながらパッキングをいたしましょう。