2020年GWの欧州出発クルーズ(その1)
2019年GW サントリーニ島沖に停泊中のHorizon

2020年GWの欧州出発クルーズ(その1)

2019年8月31日 09:32
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mr. minamiku

アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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アドリア海(Venice寄港)

Veniceの出入港が色々と問題になり始めているのはクルーズファンならご存知のことかと。確かに大きなクルーズ船が、サンマルコ広場の前を通って入ってくるのは、そこで生活を営んでおられる方からするとひんしゅくものかもしれません。しかし、そこは観光の街。許してほしいという旅行者側からの気持ちです。と言う事で、共存共栄が難しくなる可能性も高いので、このGWはもしかしたら最後のチャンスになるかも。行かれていない方、もう一度船から見るあの景色が忘れられないという方には、是非Venice寄港をオススメします。日程的に収まる26日発から2日末までは以下の通り。(金額は、Inaideの金額です。)

初めてVenice発をされるかた、最初の4件は寄港地を見てお好みで選ばれれば良いのでは。カジュアル船で行く気軽なベニスです。5件目は、26日Veniceを出発した、Musicaに1日遅れてBrindisiから乗るコース。MSCの船は、同じ様なコースを回っていますので、途中から乗ってもOKです。Musica, Opera, Sinfoniaがいろいろ出てくるのはそれが理由。基本同じクルーズです。
6件目は日程的に少し後ろが厳しいのですが、Holland America Nieuw AmsterdamでBarcelonaから乗って、Veniceで降りる、西から東へ地中海横断のよくばりコース。9日にVeniceに到着しますので、日程的に厳しい人は10日の下船を待たずに9日に降りて夕方発のフライトで帰る。Veniceなら空港が近く、帰りのフライトに十分間に合います。コースは以下の通り。

同じ様なコースでRoyal CaribbeanがRhapsody of the Seasを2日発で出しています。少し駆け足の航路になりますが、そちらも選択肢に入ると思います。
次に、25日発になるので表にはありませんが、Costa Victoriaでの10日間コース。これも、24日の夜行便(各社25日の1時ぐらいまで羽田からのフライトがあります。)に乗れば、25日の昼過ぎに着きますので可能です。しかし、中東経由のフライトは、遅れると結構遅れますので、前泊無しはやはり不安かもしれません。以前一度だけですがエミレーツでローマに行った時に、アラビア半島を抜ける手前でエンジントラブルがあり、ドバイまで引き返して機体を変えて出直し、7時間ぐらい遅れました。前泊を取っていたのでローマ観光半日逃しただけで助かりました。ただし、これも、万が一遅れたら、陸路をBariまで行けば追いつけます。最悪レンタカーで片道乗捨てと割り切ってチャレンジすれば、寄港地的にはかなり面白いコースです。個人的に少し引っかかるのはVictoria。船として格好は良いのですが、Hardwareとして見ると無駄な部分が多く何故かあまり好きになれません。それ以外はオススメです。

エーゲ海(ギリシャ島巡り)

今年2019年のGWで大満足だった、ギリシャ島巡りです。船はPullmanturのHorizon。PullmanturといえばHorizonの姉妹船Zenithが来年からPeace Boatにチャーターで移動します。HorizonもPullmanturに長くないかもしれません。今年乗っておいてよかったと思っています。
さてこのコース、今年は金額も日程も行程も大満足でした。古い船ですが、昔Berlitzで5星を取った名船です。ギリシャの島を回るに程よい大きさなので、バルコニーの部屋指定か、スイートを取ることをオススメしたます。我々はデッキ後方の角部屋バルコニー付きを取りました。口コミ・ブログに色々に書いていますので、参考にしてください。(船が古い分値段もリーズナブルです。この値段でお酒も付いています。更にスイートは専用のラウンジを持ち、プレミアムなお酒も無料だったと思います。確かめてください。)

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