クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間の旅⑦香港

クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間の旅⑦香港

2018年4月6日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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 クルーズ8日目の3月30日は今回クルーズ最終目的地である香港入港の日です。キュナード社のクイーンメリー2とクイーンエリザベスが香港で同時入港し、2日間一緒に停泊するというニュースは客船愛好家の間では話題になっており、今回私が最も楽しみにしていた日でもあります。
 一般的には最終目的地についた日には下船するのが普通ですが、クイーンメリー2は世界一周をしている途中でもあり、翌日の31日まで乗船できました。お蔭で香港ではホテル宿泊する必要もなく、クイーンメリー2とクイーンエリザベスのランデブーの光景をたっぷり2日間鑑賞する事ができました。

午前7時頃デッキ11の船首に行くと香港の高層ビル群が見えてきました。

九龍半島南端の方向を望む

クイーンエリザベスは既に入港!カイタック・クルーズターミナルに接岸しているクイーンエリザベスが見えてきました。

クイーンメリー2はクイーンエリザベスの前でぐるりと反転し、クイーンエリザベスの前に接岸。

先程、通って来た方向を見るとカジノクルーズ船のオリエンタル ドラゴン(元サンバイキング)が入港して来ました。特徴ある船型で昔、カリブ海クルーズで活躍していた元サンバイキングと直ぐに分かりました。

カイタック・クルーズターミナルの前を通る遊覧船

9時からシャトルバスが運行開始となり、始発で出発。シャングリラホテル前のイースター・ウオーターフロントでシャトルバスを降り、これから香港散策が始まります。

10分程歩くと有名なザ・ペニンシュラ香港が見えてきました。

香港観光皮切りはスター・フェリーで九龍サイドから香港島サイドを往復。スター・フェリーの券売所当日は休日で尖沙咀~中環の運賃はたったの3.7HK$(約60円)。平日なら2.7HK$(約40円)

10分間隔で運航され、運賃が安くて便利なスター・フェリーの船内風景地元の人や各国の観光客が自由気ままに乗船しています。

香港観光 先ずはスター・フェリーで九龍サイドから香港島サイドを往復し、気分爽快

香港発着クルーズをしているスター・パイシスが目の前に現れ、オーシャンターミナルに入港。<スター・パイシスのシップデータ>総トン数40,053トン、全長177m、全幅29m、乗客定員1,009人、建造1991年フィンランド

スターフェリーで香港島を往復し、尖沙咀に戻ってから香港で一番高いSKY100(天際100)へ。SKY100のエレベーター乗り場を探しても見当たらず迷っていたら親切な香港女性が付き添って100m位一緒に歩いて案内してくれました。お礼の印に記念写真も。

香港で最も高い超高層ビルの世界貿易センター100階にあるスカイ100香港展望台(海抜393m)を訪れました。SKY100の切符売り場入場料金はシニア割引してもらい128HK$(約2,000円)

エレベーターに乗る前にいきなり撮られた合成の記念写真2枚で231HK$(約3,500円)

香港の夜景をバックに撮った気分

SKY100は世界の商業ビルの中では10番目の高さ。

香港一帯とビクトリア・ハーバーのパノラマビューを360度見渡すことができました。屋内展望台から見た東側の景色

屋内展望台から見た北側の景色前方にはクイーンエリザベスとクイーンメリー2が見えました。

屋内展望台から見た西側の景色

屋内展望台から見た西側の景色

屋内展望台から見た南側の景色

対岸の香港島

SKY100のあとはネイザンロードを通り、漢口道の商店街で昼食

香港では最高級ホテルのザ・ペニンシュラ香港ここに泊まったのではなく ちょっと見に入っただけでした。

ザ・ペニンシュラ香港1階のコーヒーラウンジ

カイタック・クルーズターミナル周辺を回る遊覧船乗り場を発見。クイーンメリー2とクイーンエリザベスのツーショット写真を撮るのが本日最も重要なテーマ。昼間は15時運航だけなので、出発まで付近を散策して時間を潰しました。

天星維海港遊という名称の遊覧船コース案内と乗船口

乗船した天星維港遊という遊覧船乗船券130HK$(約2,000円)・90分間

遊覧船はスター・フェリー・ピアから出港し、香港らしい景色が良く見えました。

オーシャンターミナルには先程見たスター・パイシスが停泊していました。

九龍半島と香港島の間に広がるヴィクトリア・ハーバー(維多利亜港)

先程昇ったSKY100

待望のクイーンメリー2とクイーンエリザベスのランデブー写真

やっと満足にクイーンメリー2全形が撮れました。

香港発着クルーズを定期運航しているワールドドリームが入港して来ました。肉眼では船名が読み取れませんが、特徴あるハルペイントで判明。シンガポールで見たゲンティングドリームの姉妹船で昨年就航したばかりの新造船です。<ワールドドリームのシップデータ>総トン数150,695トン、全長335m、全幅40m、乗客定員3,376人、就航2017年11月、建造マイヤー造船所・ヴェルフト社(ドイツ)

<オリエンタルドラゴンのシップデータ>総トン数18,445トン、全長171.6m、全幅24m、竣工1972年、旅客定員814人、乗組員数350人

高層ビル群をバックにしたオリエンタルドラゴン

カイタック(啓徳)空港の跡地に建設されたカイタッククルーズターミナル。22万トン級の客船でも3隻同時に接岸できるらしい。

クイーンメリー2を真正面から

続いて1時方向から

続いて2時方向から

2時方向からツーショット

遊覧船は湾外に出てから反転し、再びクイーンメリー2とクイーンエリザベスに接近してくれました。遊覧船の乗船客で私以外は船の写真を撮っている人はおらず、撮り船に専念できた90分間でした。

シャトルバスでカイタック・クルーズターミナルに戻り、展望デッキに行ってみました。啓徳空港の跡地に造られただけに広大な敷地です。天気も良く展望デッキには家族連れがシートを広げて船を見ながら寛いでいました。香港市民の憩いの場になっているようです。

日本なら5月頃咲く五月の花が満開

サクラの花も咲いており、クイーンメリー2が日本の港に停泊しているみたい。

クイーンメリー2は漢字で書くと このような表現

クイーンメリー2後部デッキからクイーンエリザベスを望む(昼間)

クイーンメリー2後部デッキからクイーンエリザベスを望む(夜間)

照明で映えるQueen Mary2の文字

クイーンメリー2のデッキから見た香港の夜景

クイーンメリー2のデッキから見た香港の夜景右側の船はオリエンタルドラゴン

船上から見たシンフォニー・オブ・ライツ昼間の観光で疲れ果ててしまい、暗くなってから尖沙咀方面に再度出かけるのをサボってしまいあとで後悔。デッキが明る過ぎてこんな感じの写真しか撮れませんでした。

一緒にクルーズしたSさんは真面目に観光し、尖沙咀東部海浜公園でこんなに素敵な写真を撮って来ました。このシンフォニー・オブ・ライツはギネス世界記録でも「世界最大の永続的な光と音のショー」として認定されているらしい。

これもSさんが尖沙咀東部海浜公園で撮って来た写真

シリーズ

2018 クイーンメリー2で行く東南アジア周遊クルーズ10日間

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