コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑧コスタネオロマンチカでの船内生活・エンターテイメント編

コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑧コスタネオロマンチカでの船内生活・エンターテイメント編

2017年7月1日 00:00
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mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

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 最近乗船した船会社を音楽で表現するとコスタクルーズはラテン音楽、プリンセスクルーズはポピュラー音楽、ホーランドアメリカラインはクラシック音楽。船会社によってクルーズの雰囲気はかなり違います。
コスタネオロマンチカではピアノとバイオリン、チェロの協奏曲などと言ったクラシック音楽会は一切なく、そういう雰囲気ではありません。
 今回のコスタネオロマンチカはラテン音楽調のクルーズで、釜山、博多、舞鶴、金沢で乗下船できるインターポーティングシステムを導入しており、一斉に乗下船するクルーズのようにwelcomeと good-byeのセレモニーを大々的にする訳にもいきません。各港で乗下船する人達にその気分を味わってもらうために本船では実に上手くコスタのお家芸のお祭り騒ぎで盛り上げていました。
ショーに出演するダンサーや歌手は夜だけでなく出港シーンなど日が暮れていない時間にも担ぎ出され華やかさを演出しています。
 7泊8日のクルーズでは1日だけ終日航海であとは毎日寄港地観光。昼も夜も大忙しの楽しみ満載のクルーズでした。

舞鶴港を午後10時に出港し、いよいよ7泊8日クルーズの始まりです。

<国別乗船客>日本1,059名、韓国11名、香港9名、イタリア4名、中国3名、アメリカ2名、マレーシア2名、台湾1名、タイ1名 <寄港地別乗船客数>福岡347名、舞鶴277名、金沢470名

夜のデッキは日本の夏祭りをイメージして、赤白の提灯がぶら下がっていました。

出港した直後から早くもデッキはお祭りムードそれもそのはず!本船は釜山、博多からの乗下船客も乗っており、舞鶴発着の乗船客だけではない事に気づきました。

メインダイニングでの最初の夕食。これが今回のクルーズ仲間。早くも6人全員がノリノリです。

メインダイニングの入口には今晩提供されるメニューの見本が展示され、あとは食べたい物の番号を控えておきウエイターに注文すればよく、当たり外れがありません。(コスタクルーズの他にはない優れたサービス)

日頃の栄養不足を補うのも今回のクルーズの目的の一つ。先ずはビーフステーキを注文

夕食後はシベリアンナイトと銘打たれたパーティでダンスを鑑賞

コスタの真骨頂は底抜けに明るくダイナミックなショー

船内のラウンジやデッキでは絶え間なく多種多様なショーが開催されました。

このダンサー達が昼夜行われるダンス教室で交代で初級ダンスを教えてくれて、しかも教え方もとても上手。

さぞかし衣裳着替えも大変

ショーを観た後は寝る前に蕎麦、ラーメンの夜食コーナーへ。明日の金沢観光に備えて寝る前に山菜そばを試食。調子に乗って食べ過ぎ!

こんな華やかなショーも

ダンサーと観客が一体感があり、観客もいつの間にか踊りだす

イタリア語教室教師はイタリア人のスタッフが務めるそしてラインダンスの時には先頭で先導役も務めるスーパーレディ

終日航海日の昼食は11階デッキでBBQパーティ

まさに食べ放題

クルーインターナショナルフェストと銘打ち、多国籍のクルーが参加し歌や踊りを披露し、いつの間にか観客も仲間入り

ルームサービスのメンバーも芸達者

ダンサーは昼も夜も大活躍

スペインのテノール歌手ALBERTO HERRANZ素晴らしい歌唱力で馴染みのあるカンツオーネなどを聴かせてくれました。セイル・アウェイ・パーティでは「Time to say good-bye」などシーンに合わせた歌を歌い、情感が伝わってきました。

船長主催のカクテルパーティーでSokratis船長が挨拶スピーチ

上級オフィサーが勢揃いし乾杯!昨年のコスタビクトリアの時から継続して乗船しているクルーディレクターGIOVANNIと通訳のノリコさんのコンビは絶妙。コスタ日本発着クルーズには不可欠の申し分のない司会ぶりを発揮していました。

今日はSさんの古希の誕生日。今宵はフォーマルナイト。船上で誕生日を迎えられるような目出度いことは滅多にないと愛妻がバーズデイケーキを事前に予約し、ハッピーバースデイの音楽と共に皆さんから祝福される事を期待していました。ところがレストラン側の不手際でバースデイケーキが提供されることはなく、幻のバースデイパーティとなりました。(日本の客船ではありえない出来事)やむなくレストラン部の旗を持って来させて記念写真を撮りました。船側の当日の誠意のない対応に不満を残すと共に本船の弱点を露呈。笑って済ませるSさんは立派!

メインダイニングでは毎晩の様にレストランのスタッフが歌や踊りを披露し、ムードを盛り上げる。フィリピン人のウエイターはホスピタリティたっぷりで歌も踊りも上手く大活躍。

毎日晴天でも素晴らしいサンセットは簡単には見られません。この日は夕焼けが綺麗だから素敵なサンセットが見られるかも?

サンセットが怪しくなってきました

今日は素晴らしいサンセットが見られると思いきや太陽が水平線に沈む前に雲がイタズラして消えてしまいました。

フォーマルナイトでは「大人のためのショー」と題してセクシーなハイレグファッションで大サービス。

高齢者の観客は興奮して卒倒しそうな人も

船上でこんなショーが観られるとは・・・。情熱たっぷりの演技に悩殺されてしまいそう。

ピッツエリアカプリで1枚7ドルの石釜ピッツアを賞味

分厚いピッツア

6人各々が違うピザを注文し、1片ずつ賞味

さすがイタリアの客船本格的な石窯でピザ職人によって焼かれる

ティラミス作りのデモンストレーション

ティラミスとはイタリア語で「積み上げる」という意味があるらしい

出来上がったばかりの美味しいティラミスを試食

本船のディレクターと有料(1人25ドル)でイタリアンディナー(9階ディスコタンゴ)

さすがは有料の食事。いつもの食材とは明らかに違う。今宵はロブスターとステーキに舌鼓

イタリアンディナーも食べ終わり、売れっ妓のフィリピン人ウエイターと一緒に6人全員で記念撮影

昨年コスタクラブに入会しており、リーピーター向けカクテルパーティー招待状が届き、出席(9階ディスコタンゴ)

船長も出席し乾杯無料で何杯でも飲めるカクテルは格別に美味し~い!

ラテンダンサーや部門別にスタッフも登場してのインターナショナルパーティ

乗船客も踊りの輪の中に!乗船客をいつの間にか担ぎ出す演出がコスタは実に上手い

シリーズ

2017 コスタネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ

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