コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑤韓国・釜山編

コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑤韓国・釜山編

2017年6月28日 00:00
mr. shibataのアイコン

mr. shibata

1975年コーラルプリンセスで初めて海外旅行をして以来、ずっと船旅を愛好しています。大学時代は横浜港、社会人になってからは神戸港、大阪港、そして現在は名古屋港に足を運び、客船の写真を撮っています。 定年退職したあとは時間が自由になり、色々な海域を巡り船を乗りつないで世界一周を達成。 40年以上の乗船歴を活かしてクルーズの伝道師みたいにクルーズの魅力を発信していきたい。 旅の詳しい記録は下記4トラベルに掲載しています。

プロフィールを見る
 今までに何度も船で訪れている釜山。
従来は釜山港大橋手前の影島にある釜山国際クルーズターミナルに接岸でしたが、今回は釜山港大橋を潜り、完成した釜山国際旅客ターミナルに本船が横付けされるのが一番の楽しみです。

 釜山港国際旅客ターミナルは大規模の国際空港のような感じで、飛行機で釜山に着いたような気分になりました。クルーズ客船の大型化と来港が増大する事を想定し、韓国のクルーズ客船誘致への意気込みが感じ取れました。
釜山港大橋は「ダイヤモンドブリッジ」とも呼ばれ、世界最大規模のLED照明のライトアップが人気です。
 今回の釜山ではオプショナルツアーは利用せず、タクシーでチヤガルチ市場、国際市場、龍頭山公園を訪れました。

コンテナ、クレーンが林立するエリアを通り過ぎて、釜山港大橋を潜り釜山の中心部のビル群が近づいてきました。

3年前にダイヤモンドプリンセスで釜山に来た時は影島の国際ターミナルでしたが、今回は新たに建造された釜山港国際ターミナルに接岸。

南浦地区の観光地図

釜山国際旅客ターミナルからタクシーに乗りチヤガルチ市場へチヤガルチ市場前の横断歩道

チヤガルチ市場場外には様々な海産物の店が建ち並ぶ

天日干し状態の魚介類

チヤガルチ市場から釜山南港と南港大橋を望む

干物や海苔を扱う店は静かな感じ

続いて国際市場へ

名物のホットク(1,200ウオン)の看板

ホットクは餅米粉で作った生地に黒砂糖とシナモンを饅頭のように包んだおやきのような菓子

エスカレーターを乗り継ぎ龍頭山公園へ

標高180mの龍頭山に到着。高さ120mのタワーに昇ろうとして進むも工事中という事でシャットアウト。龍頭山の標高と180mのタワー併せると あべのハルカスと同じ位の標高300m。展望台の標高300mから釜山の町並みを眺めようとエスカレーターを乗り継いで昇って来たのにガッカリ!

やむなく標高180mからの眺望で我慢しました。

日本軍と戦った李氏朝鮮の英雄李舜臣将軍の銅像と釜山タワー

続いてロッテ百貨店光復店の屋上に昇り、釜山港を一望手前の船は釜山⇔済州島航路のENAフェリー奥の船は関釜フェリーはまゆうとコスタネオロマンチカ

前方は影島区市街と蓬莱山

屋上に掲示されている楽しいイラスト

通常のクルーズなら夕方5時頃出港で夜景は見れません。今回は午後9時出港のお蔭で素晴らしい夜景が見られました。

お月様と黄色いファンネルが夜空に映えています。

釜山駅方面の夜景

無事、海面からの高さ68mの釜山港大橋を潜り抜け観客は拍手喝采

世界最大規模のLED照明の大橋というだけに色が巧みに変わり魅力的。

出港して30分。釜山港大橋も遠ざかり、いよいよ明朝に帰国。博多港を目指してコスタネオロマンチカは南南東の方角に進む。(釜山⇒博多の航海距離200km)

シリーズ

2017 コスタネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ

シリーズページを見る
現在 5 本目
コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑥博多・北九州編

次の記事

コスタ・ネオロマンチカで巡る日本海周遊クルーズ/⑥博多・北九州編

関連する乗船レビュー

コメント

まだコメントは投稿されていません。

コメントを投稿する

コメントの投稿にはログインが必要です。

Shibata Blog

このブログについて

Shibata Blog

Shibata Blog

このブログの他の記事

ブログの一覧へ
MSCベリッシマでMSCヨットクラブを体験

MSCベリッシマでMSCヨットクラブを体験

#MSCヨットクラブに乗船のチャンスが到来  日本に来港したクルーズ船で最大のMSCベリッシマに一度は乗ってみたいと前々から思っていた。そしてヨットクラブを利用した船友達から体験談を聞いて、いつかヨットクラブを是非体験したいと思っていたが、チャンスが到来した。 自分にとってはヨットクラブは高嶺の花と思ってい

記事を読む
初代・飛鳥の1991年クリスマス・デビュー・クルーズの思い出

初代・飛鳥の1991年クリスマス・デビュー・クルーズの思い出

飛鳥Ⅱが2025年に最後の世界一周クルーズ、飛鳥Ⅲが2025年夏に就航を予定しており、日本のクルーズ船は新しい時代を迎えるが、初代の飛鳥が1991年に日本最大の客船として就航した時に一人の熱烈な船旅愛好家(故 久米生光さん)により、完成したばかりの飛鳥を全船チャーターし、クリスマス直前に名古屋~神戸~名古屋・2泊3日

記事を読む
待ちに待った国際クルーズ船の来港

待ちに待った国際クルーズ船の来港

いよいよ3月から外国籍船の国際クルーズが再開されました。欧米では半年以上前から国際クルーズが本格的に再開されたので、昨年10月にスペインのバルセロナに飛んで再開後のクルーズを体験してきましたが、バルセロナ港ではクルーズ船がたくさん来港しており、いずれも乗船客がいっぱい。世界中の人達がクルーズ再開を待ち望んでいたことを

記事を読む
クルーズは世界平和の象徴

クルーズは世界平和の象徴

#遠くなったロシア  ロシアがウクライナに侵攻してから100日以上経過するも一向に収まる気配がない。 ロシアは世界から孤立するばかりである。 コロナ禍で海外旅行に出掛けられないと思っていたら今度はロシアのウクライナへの侵攻で行けなくなり何とも恨めしい。 知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZU

記事を読む
ますます進化する新造フェリー

ますます進化する新造フェリー

11月20日に就航したマリックスラインのクイーンコーラルクロスの処女航海に乗船してきました。 生活物資を運び、島民にとっては生活の要で離島航路の期待の新造船なので、初就航クイーンコーラルクロスを祝して、どこの寄港地でも島の人達から盛大な出迎えや見送りをしてもらい、快適な船内で今迄のフェリー旅とはひと味違う楽しい船旅

記事を読む
ワクチン効果でコロナ収束後の海外旅行解禁、海外からのクルーズ客船の受け入れはいかに?

ワクチン効果でコロナ収束後の海外旅行解禁、海外からのクルーズ客船の受け入れはいかに?

大規模接種センターが開設されたお蔭でやっと予約ができ1回目のワクチン接種ができた。4週間後にもう1回接種しなければならないが、1回目接種だけで何という安心感!?  今まで新型コロナウイルスの感染者数が脅威的なパンデミック状態で鎖国状態だった欧米各国はワクチン接種率が高まり、アジア各国よりも一気に優勢となり、満を

記事を読む